こんにちは。
丁寧なお返事ありがとう（＾＾）

失恋の相談室の投稿も読みましたが、
どんな結果になったとしても、やっぱり、
恋に落ちた人と、恋人として関わり合えたコトって、
ステキなことだし、かけがえのない経験だろうと思います。

人間、一度は、理性もフッとぶくらい燃え上がり、
のぼせ上がるような想いを通過できたほうが、得るものもあるんじゃないかな。
別の投稿にあった元カレさんのことも、そのあたりで忘れられないのかも知れないね。

信頼し合い、愛し合える相手と、人間としても深い関係を築き、
人生のパートナーとして、婚姻関係を結べるなら、それに越したことはないでしょう。

一方で、恋愛に限らず、相手が人間でなくても、痛みや苦しみがあっても、
私たちって何かや誰かと、縁があって関わり、様々な感情や想いを経ながら、
自分たちの人生を形作っていってて、それもとても素晴らしいことだと思うんです。
そうやって私たちは、他の誰でもない、唯一無地の存在となっているわけだから。

ゆうさんはお若いんだから、まだまだこれからですよ（＾＾）
ステキなご縁でいっぱいの人生でありますように、祈ってます。

真弦さん

親身に答えて下さってありがとうございます。

相手の嫌な所ばかり目についてしまって、
イライラしてしまうことが多かったので、
私の器の問題なんだろうなぁ、と思っていました。

パートナーとの関係を深めたいから、
こんなに悩んでしまうのですね…。
目からウロコです。

確かに、今が楽しければそれでいい
という考えで付き合うことはないですね。
付き合うからには、長く付き合いたいし、
歳も歳ですし、結婚も視野に入れて付き合いたいです。

昔、私からは恋愛感情は持てなかったけど、
向こうから告白してくれた人が居て、
もし付き合ってたら、
大切にしてくれそうだし、
価値観も近くて、居心地も良かったな、という人は居ました。

不思議なことに、
昔好きだった人のことは、
なんで好きだったんだろう？と思うぐらい気持ちが薄れていたり、
興味がなくなっていますが、
その人のことはずっと心の片隅に残っています。

とても心が暖かく、優しくて純粋で、
性格の良い人でした。
きっと、こういう人として信頼できて、
好感を持てる人が結婚向きのパートナーなんでしょうね。

真弦さんの体験談、すごく参考になりました。
穏やかな恋愛をされて素敵ですね！
私もそんな素敵な恋をしてみたいです。

もう自分も相手も傷つくような恋愛はしたくないので、
完全に好きになる前に、
その人の人柄をよく見ることと、
一緒に居て違和感がないか、
疲れないか、に重きを置こうかな、と考えてます。

でも、付き合ってて疲れたけど、
好きな人と付き合えたことは嬉しかったし、一緒に居てワクワクもしました。
綺麗な思い出として、一生忘れられないと思います。

何だかまとまりのない文になりましたが、
相談に乗って頂いてありがとうございました。
気が楽になりました。

ゆうさん、こんにちは。

ゆうさんの気持ち、わかる気がしますよ。
純粋に「人として魅力的だ」「深みがある」「ステキだな」って好意を持ち、
尊敬できて、友人なら胸を張って人に紹介できるような相手に対して、
必ずしも恋愛としての感情が入るわけじゃないんですよね。

理性では「どうしてこんな人を？？？」って思うような人を、なぜか好きになる。
私も含めて、きっと、多くの人が経験してきたんじゃないかな。

ちょっと見渡してみても、古今東西、様々な物語で、
「え、なんでこいつに恋しちゃうの？！」って思うようなエピソード、
掃いて捨てるほどありますよね（＾＾；
だから昔の人は、気まぐれな恋の神さまがいて、
その矢で胸を射貫かれると、相手が誰でも恋に落ちてしまう、なんて思ったのかな。

恋って、それだけ不思議で、神秘的で、謎だらけなものなんでしょうね（笑）

「恋は人間を天使にも悪魔にもする」という言葉も聞いたことがあります。
恋のためなら死すら厭わない。悪事でも何でもやってしまう。
そういう話も多いですね。
人間に限らず、動物たちも恋のためとあればどんなバカでもやります。
カマキリやクモの一種なんて、雄は雌に食べられる危険を冒すほど命がけ！

恋のエネルギーは、私たちの知識や理性どころか、心の把握が及ばないほど、
本能的で、たましいと繋がった領域から溢れてくるものだからなのかもしれません。
そこには私たちの常識も合理性もない。だから謎だらけ。

そして、恋愛の延長に相手を愛するということがあります。

恋に落ちるのも、一種の愛情です。
だけど、恋ってやっぱりちょっとした麻薬みたいなものだと思うのね。
強いアルコールっていうのかな、発火性が強い（笑）

だから、最初に我を忘れて、ぽーんと飛び上がるための発破にはいいんです。

でも飛び上がったあと、やっぱり二人の人間同士だから、互いに関係性が生まれる、
そうするとそれなりの信頼だとか関係の安定性が必要になってきますね。
落着いてきて、のぼせ上がった分、関係を深めるために降りてくる。

そういう時に、やはり、二人の人間性（性格）がものをいうんだと思います。

ゆうさんは、文面を見るに理知的で合理的に考えられる女性のようだし、
人を見る感性も豊かなようだから、そうした“関係を深める段階”で、
のぼせ上がるのはよかったけど、この人と仲を深めるのはムズカシイかなあ、
っていうのがわかるんでしょうね。

充分相手を好きでないとか、妥協できないとか、器が狭いのとは違う気がします。
「パートナーとはしっかり関係を深めたい」と思っているからじゃないかなあ？
そのためには、それなりに見合った深みのある相手でないとね。
もちろん、こっちにも深みがないとどうにもならないけど（笑）

でも、じゃあどうすればいいのか･･････というのは、一概に「こう」とは云えないかな。

自分の話で恐縮ですが、私の場合は、ゆうさんと似たような疲れる恋を繰り返して、
「なんかもういいや」って、投げやりじゃないけど、ある意味達観したような状態になって、
あまり考えすぎずに、その時大事だったことに真剣に向き合っていたら、
今までとはまったく違う形で、思いがけない相手に恋をしました。
片思いのままですが、六年間醒めることなく、その人を愛しつづけています。
もちろん、いろんなことがあったし私もバカをたくさんしましたが、
振り返って、穏やかで、相手の人間性で疲れることがない、ステキな恋をしたと思います。

恋には人間の理性や常識が及ばない、といったことを書いたけれど、
だからなのか、なぜかはわからなくても“機が熟す”ような現象も起こります。

思ってもみない時、出会いが訪れる。
それは、相手との出会いでもあるし、自分自身との出会いでもあります。
また、“ご縁”との出会いでもある。

ゆうさんが、こうして自分の恋について考え出したことも、ご縁なんじゃないかな。
それだけでも、もうすでに何かが動き、変り始めているはずですよ。