さやかさん、こんにちは。

ご相談を読ませて頂いて思わず共感してしまいました。
私が好きになった人も社交的で交友関係も広いうえに、趣味も多彩で、
人あたりもよく、誰に対しても優しく接して人懐こい、年上の男性でした。

一方私は人間関係を築くのにそこそこ問題はないものの、深く狭くのタイプで、
性格も内向的、加えて超のつくインドア派。彼とはまるで逆でした。

でも、さやかさんとその彼のように、共通する部分があったため親しくなりました。

私も初めうち、さやかさんのように考えてもやもやしていました。
この人は誰とでも合わせられるくらい心の深くて広い人だから、
私とも楽しそうに話してるのかなとか、誘ってくれているのかなとか、挙句には、
本当は楽しくないのに優しいから無理して付き合ってくれているんじゃないかとか。

それに、彼を知っている人なら誰も彼も褒め称えるような人でしたから、
私なんか釣り合わない、近づいても迷惑をかけるだけじゃないかと悩みました。

ただ、時間をかけてお付合いしていくうちにわかったのは、
とても社交的で誰とでも仲良しで、楽観的に見えていた彼でも、
本当は、悩んだり苦しんだり、寂しい想いもいろいろ抱えていたということ、
そして心のどこかでは、誰かに自分の話も聞いてほしいと思っていたこと、
しっとり話し合えて、ただ耳を傾けてくれる相手をほしがっていたこと。

人あたりがいいからといって、誰彼構わず遊びに誘ったりしないということ。

これは、本人から「僕は自分の意志で動いてきた。嫌だったらとっくに嫌だと云っていた。
君の我儘をきいていたわけじゃないし、君といて心地よくなかったら、
こうして一緒に出掛けたりなんかしないよ。よく覚えておけ」と叱られました（笑）。

もちろん、人それぞれだからまったく同じではないかもしれませんが、
自発的にさやかさんを誘ってくれているのなら、
きっと、彼は本当に、さやかさんといるのが楽しく心地よいのだと思います。

そこは自信をもって大丈夫ですよ（＾＾）。

また、自分のもつ魅力は自分ではなかなかわかりません。
場合によっては、自分にとっての欠点が、人にとっては魅力になることもあります。

彼にとっては、ある意味、正反対のさやかさんは相性がいいのかもしれません。

純粋に、彼が心地よいように、楽しんでくれるように、
自分も心から楽しんで、彼の話していることには丁寧に耳を傾けて、
素直な思いやりを持ってお付き合いしつつ、仲を深めればいいのではと思います。

さやかさんの想いが届くように、祈っています。