こんにちは。

そうですね、ダメ男とばかり付き合う、ということに限らず、
恋愛で同じ失敗をする方は、同じ失敗のパターンを繰り返すもので、
自分の中の原因を見つけて、それを改善していけないと、なかなか難しいと思います。

たとえば、男の人に甘い、という人がいます。
とにかく好かれたい、付き合っても関係を壊したくない、離れていかれたくない。
そこで、相手の要求を何でも聞いてしまう。
本音も我慢し、ひたすら気に入られ続けようとして、相手に合わせてばかりいる。

相手は甘えたあげく、つまらなくなって離れていくのですが、そんな風に、相手に合わせてしまう自分、その自分は、どうしてそうなのだろうかということを、ちゃんと向き合って気づいていけなければ、相手が誰だろうと、同じことになってしまいます。

相手に問題があるのではなくて、自分の中にある。

それは、どうしてだろうかというところを、考えてみなければいけないと思います。

お付き合いに、時間をかけない人もいます。
どこかひとつだけ、いいところだけを見て、ぱっとお付き合いを決めてしまう。関係もすぐに持ってしまう。
求められたら、好かれていると思い込んで、すぐに応えてしまう。

すぐに関係を持とうとしてくる男性にろくなのはいませんから、相手をよく見ずに関係をつくってしまう、という点が直っていかなければ、やはり同じようなことを繰り返します。

こういうときも、自分はどうしてそうなってしまうのか、ということを、自分の過去をさかのぼり、経験をさかのぼっておさらいして、気づかなければいけないでしょう。

人間は、経験の生き物ですから、その経験が、雰囲気に出るものです。

あまり大切にされない経験ばかりなのだとすれば、どこか、自分を否定して自信がないのに、つよく愛情を求めてしまう雰囲気が出るのですね。

そうすると、相手は、それなりに甘い言葉をささやけばいけるな、と見切ってしまうわけです。

自分の考えをきちんと持っていて、男次第で幸せを計るようなもろさのない女性には、いいかげんな男はたちうちできません。

話す言葉ひとつ、視線ひとつ、態度ひとつに、あなたなりに、卑屈でありながら、相手に何かを請うような、そういう隙がないかどうかも、振り返ってみてもいいかもしれません。

相手のことがそれなりにわかるまでは関係を作らない、あせらずに時間をかける、たとえ相手が離れても、それはそれで大丈夫、というくらいのスタンスで相手を見ませんと。
それだけで、たいていのハンパな男ははぶかれていきます。

無意識なあせりがあれば、いいところばかりをみて、一刻も早くお付き合いしたい、という気持ちになってしまうので、そのあたりも気をつけられたほうがいいでしょう。

失敗ばかりで怖がっているようで、その実、今度こそはという反動は強いものです。

強いぶん、強く目の前が曇って、気がつけば同じ失敗、ということにもなりかねません。

あらためて、ひとつひとつご自身の経験を振り返ってみるときだと思います。

失敗ばかり、とひとくくりにせず、どうしてなのか、なぜなのかを、考えるところからだと思います。

克服したいのであれば、よくよく、ご自身と向き合われることだと思います。
きちんと原因がわかれば、それもひっくるめて自分を受け入れてあげて、少なくとも、『こんな私なんて』と自分を否定するような気持ちで、恋愛には向かわないことでしょうね。

がんばってください。