こんにちは。

店員と客ということ以外に積み上げてきたものがないのに、あまつさえ『一応、メールで告白』では、厳しかったですね。

私はラウンジ、バーも含めて二十年以上仕事をしていましたが、目的を持って働いているこの手の女性が、こういうケースで恋愛をすることは、まずありません。
魅力的な従業員は、メールで好意を告げられるてことも多いですから、お断りとしては、定形文でもあります。

実際のプライベートも、そんなに明かすものではないですから、本当の所の異性関係はわかりませんしね。

恋愛対象にならないのは、

?@仕事、目的などがあって、恋愛を優先する気がない
?A相手がタイプではない
?Bほかに進行形の、恋愛対象がいる

そのあたりが理由でしょう。

?@であれば、彼女の自己実現がかなうまでは、難しい
?Aなら、そもそも無理
?Bなら、数年間も積極性がなかった時点で微妙

しかも、メールの告白という地雷を踏んだので、そこから立場を変えるには、お客様ということも加わって、かなり困難かと思います。

この手の女性と付き合っているのは、あくまで私が見てきたかぎりではありますが、

・ストレートな人
･･････きちんと対面でアプローチする。その返事に対していさぎよい。しつこくない。たとえ断られても、きちんと節度を守ってお客様を続ける。

・理解のある人
･･････彼女の仕事上の目的などを、きちんと理解できていて、公私共にサポートしている。同業者も多い。お客様スタートの場合、付き合ったとたんに、仕事をやめてほしいなどという人も多い(同じように、誰かに口説かれると心配しすぎ･･････仕事への理解なし)ので、そういうことはしない人。

・自分の芯があって、魅力的な人
･･････魅力的なので、店員も、一度くらい食事に付き合ったりします。そういう機会に、親密度を上げていける。気持ちを押しつけるだけではなく、相手が何をしたいのかがわかっていて、適切な距離感を保てる。(やりたいことの邪魔をしない)

女性は、信頼と共感を重視します。

どれだけ自分のことをわかってくれているか、お互いにわかりあえるかということですね。

まして、水商売であれば、どれだけ、自分の状況に対して理解があるか、ということは、とても大切です。

そこに、信頼関係や親密度もないうちに、恋愛感情を求められても･･････ということですね。

魅力的なお客様であれば、実際、『○○さん、こないかな』とか、『食事にいってきたけど、意識されているかな』とか、店員といえども人間なので、楽しみだったり、気にしたりするものです。

粋なお客様を続けながら、好感度を上げ、あるとき、きちんと誘ってみる。

そういう手続きを、時間をかけて踏んでおくべきだったと思います。

それをしてきても今の状態なら脈はないですし、そういうことをしてきたつもりでも、メールの告白が結果では台無しです。

ほかの女性に走ろうとか、好きな女性とか、どうも、無意識に女性を軽視しているようにもとれます。イメージ先行といいますか。

人の心はモノではないので、手間ひまかけなければ動きません。

異性として見てもらえるかの前に、『自分は、どんな男かな？』『どんな考え方をしていて、どんな言葉や態度をして、人からはどんな風に見えているかな？』
と、おさらいしてみたほうがいいと思います。

あなたと同じようなお客様は、正直、たくさんいます。
彼女にとっても、好意を向けてくるのはあなただけではないでしょう。

そういう状況で、他人と違うモノ、あなたの魅力、そういう通用する何かがなければ、他の誰かとひとからげです。

その女性と出会ったばかりで、向こうはフリー、これからどうアプローチするかという事であれば可能性も高かったかもしれませんが、相談内容のような経過があってのことなので、個人的には、あきらめたほうが無難、という印象です。

今からでもというなら、残されているのは正攻法だけですが、やはり積み上げがなければ微妙かと。

そして、自分の持っている武器が何かということですね。
プレゼンではないですが、自分と付き合えば、こんなに幸せだよ、と予感させるようなものがないと。

総合的な人間力を問われるので、短期決戦で行きたいなら、地面ごと、相手のフィールドを自分のほうに持ってくるぐらいの破壊力がなければ、難しいと思います。