私の言葉をまっすぐ受けとめてくれてありがとう。

しくさんは、まだきっと想う気持ちがあるから、辛いと思います。
先生も、きっととても魅力的な男性なのだと思います。
すぐに諦めるとか、忘れるなんて、できなくて当然です。

気持ちがある間は、想っていて全然構いません。
人を想うということは、それだけで素晴らしいし、贈り物だから。

しくさんがいつか、「この恋があってよかった」と云えますように。

真弦さん、コメントありがとうございます。

真弦さんの言葉は、とても核心をついていると思います。
確かに仮に先生が同じ想いだったとして
私がその先を本当に望まずにいられるとは限りません。
また、人の心が移ろいやすいのも事実ですね。
同じような経験をしていらっしゃるからこその
お言葉なのだと思います。

昨日学校で先生に会い、飲み会の時の話をしました。
どうやらお酒のせいで大半の記憶が
飛んでしまっているようでした。
お酒の勢いでの言動だったのでしょう。
なので、あの時の事は私の気持ちと一緒に、
良い思い出としてしまっておきたいと思います。

私のために丁寧な回答をして下さり、
本当にありがとうございました。

しくさん、こんにちは。

私もしくさんと同じような経験をしました。
しくさんの、最後の一文にこめられた気持ちは痛いほどわかるつもりです。

だけど、だからこそ少し厳しいことを云います。ごめんね。

もし、ここで私が「先生もしくさんのことが気になっているに違いないよ」と云って、
仮にそれが事実だったとして、しくさんは、本当に満足できるの？
本当に、その先を望まない。これでいいって云い切ることができますか？

しくさんを疑ったり、否定したりしているわけではないよ。
それだけで報われるという気持ちは、しくさんの本心なのだとわかっています。

でも、一度振りかけられた期待を簡単に拭えるほど人間は強くないのも事実です。

少なくとも私はそうでした。
憧れと尊敬の気持ちを持っていた既婚者の方と、お話をするうちに、
何度か食事に誘われたり、女性として扱われたりして、
「あの人も同じ気持ちなら、それだけで嬉しいのに」と思っていました。
だけど、単に友人以上の何かが芽生えそうになったあの時、
相手の方のほうが私の気持ちを察してパッタリと連絡を絶たなかったら、
そして私たちの間に物理的な距離がおかれなかったら、果してどうなっていたか…

「絶対何もなかった」と云い切る自信は、正直云ってありません。
冷静な大人として、自ら身を引いて下さった相手に、今は感謝しています。

人間はとても多面的な生き物です。

同時に、いくつものいくつもの想いや感情を私たちは抱えて生きています。
それは私も、しくさんも、先生も同じです。

先生はしくさんが自分を慕う気持ちを、本能的に察しているのかもしれない。
若くて、そして文面から察するに、しくさんは知的な印象があるので、
聡明な女の子に好意を寄せられれば、誰だって嬉しくなります。

だから、お酒で気分がよくなっちゃって、そんなこと云っちゃったのかもしれない。

でもだからといって、男性のそういう言動は、人間としての、
そして男性から女性への愛情や好意とは直結できません。
特に、お酒の席で酔っていたのであれば、なおさら。

先生の言葉は、一時の夢として思い出にしておいたほうが、
しくさんも、誰も傷つかずに済むと思います。