ゆうきさん、初めまして。


人を好きになる。

恋愛でいう「恋」の部分だと思いますが、

無理に「好きになる」必要はないと思います。


恋って人類の存続上、かなりの割合の人が心地良くなるように出来てますが、

極端に言うなら、あくまで１つの趣味みたいなものだと思うんですよね。

ゆうきさんはワクワクしたり時間を忘れたりする趣味はありますか？

それと同じだと思ってください。

趣味で例えると、マラソンで運動するのが好きな人もいれば、

室内で音楽を聴くのが好きな人もいます。

僕なんか、42.195kmを走ることを99%の人に「楽しいよ」と勧められても、

たぶん納得できないです。

「どうやったら人を好きになれるのですか？」という質問は、

マラソンが好きでない僕が「どうやったらマラソンは楽しくなるのですか？」

って質問しているのと同じように感じました。


何と言うか理屈で恋は出来ないというか・・・

恋が出来ないこともその人が持っている１つの特性だと思います。

（所詮、快or不快というのは脳のホルモン分泌なので、

何かへ"興味が起きないこと"が特別だとは思いません。）




一方で、恋愛の「愛」のほう、

さらに言えば愛情の「情」は理屈で得られるので、

そちらを１つの方向性として目指してみるのはいかがでしょうか？


ゆうきさんにも「安心出来る」「尊敬できる」「信頼出来る」

ような人がいると思いますが、

そういう人と色々な経験を積み重ねていき、

「この人がいると・・・」とか「この人のためなら・・・」とか

そういう感情が湧いてくるという感じです。

いわゆる「家族」に近い感覚です。

恋愛の最終到達地点も（一般的には）家族ですから、

世間一般の「恋」の状態を通り越して、家族になってしまっても良いわけです。

そう考えるとどうでしょう？



ただ、恋をとばして情に行く場合、

学校や仕事、趣味など定期的に顔を合わす状態で、

それなりに関わりがある関係性の相手がお勧めです。

なぜなら「何も感情が無い状態でも定期的に関わる」には、

仕事などの"しがらみ"が必要だからです。

もし、しがらみが無い相手の場合、

恋など感情があるから定期的に関わる or 感情がないから定期的に関わらない

の2択になる可能性が高いからです。


そして、ゆうきさんが情を育ててる間に、

相手としては「定期的に関わっている」んだから

ゆうきさんから恋の感情が欲しいと思われてしまうので、

2人の間でギャップが生じてうまく行かないのかな、と感じました。


なので、厳しく聞こえるかもしれませんが、

一般的な"しがらみはないけれど恋人としてお付き合いをはじめる"方法は、

ゆうきさんが「恋」を抱けないことから成立しづらいと思います。

まず、仲の良い友達として長く関係を続けられる女性を作り、

「好きとかよく分からないけど、何となく一緒にいたいな」

と思える相手になったら、お付き合いする形を検討してみてください。


そして、お付き合いをする時に、

「僕はこういう感情の持ち方だから、一般的な恋っぽい反応は

出来ないかもしれないけど、あなたは大切にしたい。

そういう気持ちでも良いかな？」

って相手へ伝えることも大切かもしれません。



思うままに書いてしまいましたが、

何かがゆうきさんの助けになったら幸いです。