あやめさんとは同意見ですが、あえて別方向から。
あなたは、彼氏にとって良き「友」であってください。彼女である前に。

そもそも倦怠期というのはつまりこういうことです。
同じ刺激を何度も繰り返すと、その刺激に慣れて飽きる。
要は麻薬とおんなじで、ときめきに耐性がつくんです。

このまま行くとつまらなくなってサヨナラですが、その間に愛着が形成されたり、互いのことをよく知り合ったりすると、理想的に行けば、刺激的な恋愛から、安定した愛情に移行する。非日常から、日常へ。幻想から現実へと変わっていく。

つまり、倦怠期というのは、恋愛初期の刺激的な関係から、恋愛後期の安定した関係への過渡期です。また同時に、安定した関係にヒビがはいり刺激的な関係や他人に近い関係へと移りそうになるときの過渡期でもあります。どちらにせよ大きな溝ですから、無事に安定へと移行することもあれば、なかなか移れず失敗することもあります。いずれにせよ恋愛を長く続けると必ず起こりうるものであり、いくら飽きられたくなくても避けられません。

そこで大事なのは「恋愛の薬効にたよらず、相手の人にとっていい人であること」
恋愛感情というのは脳の起こす薬理作用。ドラッグのトリップみたいなもの。
だからなんでもない相手やつまらない相手でさえ、世界で一番の人になる。
多少の欠点には目を瞑られ、わずかな美点が本人の目には全てに映る。
しかし、その薬理作用が切れ始めてくると、幻想にヒビが入る。
世界で一番の相手が、ただの人になってくる。これが倦怠期。
であるならば、それでも関係を続けていくためには、ドラッグにたよらずともその人と関係を続けていくだけの良い人であること。一番わかり易いのが親友。あれはなんの理由もなく一緒にいるもっとも純粋な人間関係ですよね。互いの利害が完全に一致しています。だからずっとずっと関係を続けていられる。

彼の親友でいるために、あなたがするべきことはなんですか。
彼が親のことで辛くしていたら？　疲れていたら？　テンションが低かったら？
そういう視点でいると、すこし行動は変わりませんか？

心配するところ間違ってる（笑）

彼がそっけないんじゃなくて
彼はお母さんのことで頭がいっぱいなんだよ。

身内が元気ないと、自分も元気なんて出ないでしょ。

なつめぐちゃんはどこか自分のことしか考えてないね。
偉そうにごめんね。

でも、今一番しんどいのは、なつめぐちゃん以上に彼の方なんだよ。

今、なつめぐちゃんにできることは
彼に寄り添ってあげること。

看病しないといけないって、彼も高校生なのに
大変だと思うよ。

学校行って、帰ったら看病して、って彼はいつ安らげるの。

なつべぐちゃんは、そんな彼になにをしてあげたい？
今は彼からの愛情を求めるときじゃない。
与えてあげないと。

話を聞いてあげるだけでも看病で疲れてる彼に
癒しの何かをあげるだけでも
「何かできることあったら言ってね！」っていうだけでも
十分いいと思う。

まずは彼に寄り添ってみて。