好きな人に彼女がいます。仮にAくんとおきます。

高校2年にあがったとき、元々仲が良かった女の子たちにはぶられるようになりました。
少し話す程度の相手はいるのですが、移動教室や休み時間、帰りなどを共に過ごしてくれる友達をなくしてしまい、悲しい日々を過ごしていました。
ハブられている事をずっと誰にも相談できず6月過ぎくらいまでずっと一人でした。
しかし耐えきれず、たまたま連絡をとりあっていた違うクラスの男の子（A）に相談してしまいました。
Aに、せめてお昼ご飯を一緒に食べる友達がほしいと言ったら、Aは俺が一緒に食べようか？と言ってくれました。
この言葉は私にとって本当に救いでした。この事がなかったら、まだ私は一人ぼっちのままで、こんなに素敵な友達に恵まれることもなかったと思います。

一緒にお昼休みを過ごしもらって、朝の休み時間もわざわざ私のクラスまで来てくれたり、帰りも一緒に帰ってもらったり、本当に感謝しきれないほど、一緒にいてくれました。
私はもうこの時からすでにAの事が好きでした。

そんな時、ある女の子（Bとします）に「Aくんとどうしてお昼ご飯一緒に食べてるの？」と聞かれ、私は今までの事情と、その結果Aとお昼を過ごしていることを話しました。
Bは私も一緒に食べてあげる！と言ってくれました。私は男の子と二人で食べているという恥ずかしさから、断れませんでした。それに二人より三人でお昼ご飯を食べる方が楽しいと思い、この時からBを入れ三人でお昼を過ごすようになりました。

そしてBに好きな人ができました。Aの友達の男の子でした（Cとします）。
Bは私に、Cのことをよく相談してきました。私もBのことをすごく応援していました。
しかしなかなかCに振り向いてもらえず落ち込んでいた時に、私が「BにはAの方が似合ってるのかもね」と、ポロっと言ってしまいました。これが駄目でした。完全に馬鹿でした。今でも本当に後悔しています。
その言葉を聞いたCは「そうなのかも！」と元気を取り戻して、その日からBの好きな人はAになりました。

Aの誕生日が近づいてきて、私はAと一緒に帰ってる途中に誕生日プレゼントは何がいいか聞きました。
Aが「mの作ったチーズケーキがいい」と言ってくれたので、私はAの誕生日には手作りのケーキを渡そうと、ケーキの材料も買って意気揚々としていました。
そしてBから「Aの誕生日何渡す予定なの？」と聞かれたので、私は素直に「Aはチーズケーキが好きだから、チーズケーキ渡す予定だよ」と言ってしまいました。これまた馬鹿な事をしました。誰か過去の私を殴ってきてください。
案の定、Aの誕生日二、三日前にBに「誕生日プレゼントの予定決まった？」と聞いたら「チーズケーキにする」
と言われました。しかも「私Aの誕生日に告白する」とも言われました。
正直、振られてくれしか思えませんでした。
ケーキの材料もせっかく用意したのですが、その事を聞いて全てに気力が湧かず、結局ケーキも作らずにAへの誕プレは100均で買った「HAPPY BIRTHDAY」と書かれた飾り用の何かを買いました。馬鹿です。

結果、Bの告白は成功して作ったケーキも美味しく食べてもらえたようで、今二人は仲良しカップルです。
私は今でもAとBと、他にも友達ができて、その子たちとお昼を過ごしています。
たまに一緒にAと帰ったりしますが、前にはなかった謎の距離感がうまれ、悲しくなるばかりです。

どうしてBの告白にOKしたのか、未だに嫉妬します。
正直なところ、私はBより可愛いし、それなりに好きになってもらえるように努力したつもりだと自負しています。
Bは頑張ると言っていたダイエットも、勉強も何もかも中途半端にほっぽってばかりです。もしかしたら影で努力していたのかもしれないですが。
容姿でも頭でも努力でも、Bには負けていないと今でも思っています。クズでごめんなさい。
こんな事ばかり考えるから駄目なんだと分かっています。誰か一発蹴ってくれ。

もう三年生になって、あっという間に卒業です。
卒業式の日にAには自分の気持ちを伝えたいと思っています。
好きという気持ちだけでなく、Aのおかげで楽しい学校生活を送れたと感謝の気持ちも伝えたいです。
でも気持ちも伝えたとしても、これからもAの事を好きなまま卒業してしまいそうです。
しかも気持ちを伝えたとして、もしBの耳にこの事が入ったら、これからのBとの関係が無くなってしまいそうぇす。Bは私とは違いとてもいい子なので、私はこれからも仲良くしていきたいと思っています。

ここで質問なのですか、私はAに気持ちを伝えるべきでしょうか。
そして、Aを諦めることができるようなガツンとした一言を私にください。
私は人の物を勝手に奪い取るような事はしたくないです。
どうぞ皆様のアドバイスを聞きたいです。

長文で申し訳ありませんでした。
今までのお読みいただきありがとうございます。