本人が気づいてないような欠点を見つけて、そこをもっと良くしたら更にいいのになぁって指摘してやるとかね。

先輩はひなさんに対して、出来ることが多いっていう自信があるから妹扱いしてくるわけだ。
ひなさん自身も、先輩をそう見ているんじゃないかな？

教えられることのほうが多いのであれば、それは教える側が優位なのは仕方がない。
対等に並ぼうとするのであれば、教える側に回ることだよ。

一見いろんな事が出来そうな先輩も、実は実生活で手に負えてないところがあったり性格的にちょっと難しいところがあったり、現実を見れていなかったりする場面があるはずだからそこを見ぬいて、指摘してやるといいと思うよ。
ただ、気をつけたほうがいいのは今の状況を先輩が好き好んでいるとしたら、急に自分の欠点を見ぬかれた時、それを受け止められなくて「年下のくせに生意気を言うな」っていう気持にもなりかねないから言い過ぎないようにするのと、指摘するときの言い方に注意ね。

「こういうところが悪い」と否定形で終わるのではなくて「そういうところを治したらもっといい男なんだけどなぁ」と将来性を匂わせる言い方を心がけよう。

男は無駄にプライド高いからね。二十歳近辺の年齢は、「俺人として出来上がったな」っていう世間知らずな思い込みも加わって尚更高いから注意だよ。

人間死ぬまで未完成ってのがわかってる人なら、自分の欠点も正面から受け止められるんだけどね。なかなかそういうのも珍しいから。

かと言って、先輩もそれが出来るようにならないとこの先成長が難しくなるから、プライドを傷つけないように何も言わないのは良くないからね。
プライド傷ついたぐらいでうなだれるようななら、大した男じゃないから、容赦なく言うべきところは言ったほうがいい。

どっちやねん！って思うかもしれないけど、その辺のバランスはいろいろ試して探っていくしかないからねｗ

うまくいく事願ってるよ。