Re: 二十歳までの別れ ( No.1 ) |
- 日時: 2009/02/04 01:41
- 名前: リョータ
- こんにちは。
ちょっと辛口のコメントなので 嫌なら読み飛ばすか、無視してくださいね。
娘を変なヤツと付き合わせたくない。とにかく別れさせたい。 大学に行けば環境も変わるし、出会いも増える。 いろんな人を見ているうちに、カッコイイ男子も見つけるだろう。 周りや友人たちが彼氏を作ったり、その話を聞かされていたりすれば さおりさんも新しい彼氏が欲しくなるはず。 いずれ寂しくなってきて、性同一性障害ではない彼氏ができるだろうし 性同一性障害の元彼に新しい恋人ができても万歳。 ・・・お母さんの意図はこんな感じだと思います。
さおりさんの心配する通り 彼は悲しい顔をするでしょう。悲しむでしょう。 でもそれは、2年間の別れが悲しいのではなくて さおりさんが、「彼よりも母親を取った」ということが・・・。
>私たちは異性の方々となんら変わりのない恋愛をしています。 おそらく彼もこの気持ちを共有しているはずです。 だけど、さおりさんのお母さんはそうは思っていない。 そしてさおりさんは、そんなお母さんの提案を呑んだことで 彼は、さおりさんからも否定されたように感じて、苦しむはずです。
恋人より家族を選ぶことが、間違ったことだとは思いません。 さおりさんと彼の愛の形が、間違っているとも思いません。 しかし、恋人と家族が対立した関係にある場合 どちらも捨てないというのは、とても難しいことです。
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Re: 二十歳までの別れ ( No.2 ) |
- 日時: 2009/02/04 22:51
- 名前: さおり
- リョータさん
コメントありがとうございました。
私にとっては家族も彼も大切なので どちらか1つだけをとることはできません。
母は、"もし2年間我慢してもお互い好きなのであればそれでいい"と言ってくれましたが 心の中ではリョータさんのおっしゃる通りのことを思っていてもおかしくないと思います。
あくまでも私は、別れてお互いの気持ちが本物なのかを確かめるのではなくて 2年間耐えぬいて、私たちの気持ちが真剣なんだということを証明したいんです。
ただそれをちゃんと彼に理解してもらえないと 私が母と同じ考えなんだと思われてしまうんですよね。
正直、別れを告げられる勇気が湧いてこないんです。
本来なら母の偏見がなければ、私たちが2年間も我慢する必要なんてない可能性の方が高かった。
別れずに、母にわかってもらえる術はないのかと考えてしまいます。
明日本当に伝えられるかわかりません。
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Re: 二十歳までの別れ ( No.3 ) |
- 日時: 2009/02/04 23:40
- 名前: サギリ
- えっと、彼が性同一性障害なんですよね?
どっちがどっちでしょうか^^; 彼は、体が女性で、内面が男性なんでしょうか?
ものすごく端的な答えで申し訳ないのですが、今の医療技術だったらそれぐらい何とかなります。 私の友人は外見が男性で中身が女性だったんですが、大学を卒業して社会人になってからお金を貯め、手術で色々いじりまくって(口に出して言えないことですが)ホルモン注射を打ちながらですがほとんど女の子と変わらなくなってしまいました。 今は理解ある彼氏を持ってとても幸せにやってるそうです。
医療費はかなりかかってしまうかも知れませんが、やる価値はあります。 それでお母さんが納得してくれるかは別だけれど、本当に2年間離れてても気持ちが離れなかったら、約束を破るわけにもいかないと思うし。 メールぐらいは交わしててもいいと思いますよ?
それに、もし彼氏さんがそんな障害を持っていなかったとしたら、同じことを言ったかな? そういうことも含めてお母さんと話し合って、納得した上で距離をおいたらいい。 何事もやってみるべし。
辛い現実ですが、いまだに差別はあります。 差別は絶対になくなりません。 つまんない理由で人を差別するのはごく当たり前のことなんです。 あなたやあなたの彼氏は、そういった現実に立ち向かって胸を張って生きるよりも、最善の手段を持って自分たちの身を守ることの方が大事だと思うんです。 いくら「差別なんて気にしないし〜」って態度でいても、周囲の見方は変わらない。 それどころか余計に弾圧されて逆に傷つくかも知れない。 求めているものは、差別に対する周囲の理解じゃなくて、あなたたち二人の愛のはずです。
お母さんの言うことをはねつけていれば、当然ですがいつまでもいつまでも反対され続けます。 そんなことでは余計に差別への意識が強くなって、お母さんどころかあなたまで「差別」という言葉にいちいち敏感になってしまいますよ。 そんなことよりも、周囲を納得させるだけのことをしながら、つっぱねないで自分たちの身を守ることです。 彼が傷つかないだけの最善の手段を取るんです。 それがお母さんを納得させるための別離だとしたら、その選択肢を選ぶ他ありません。 「お母さんは何も分かってない!差別だ!」って怒るよりも、ずっと相手に気持ちが伝わると思いますよ。
東野圭吾さんの「手紙」という小説は参考になるかも知れませんね。 強盗殺人犯の家族というどうしようもない差別で苦しめられ続ける恋人同士のお話です。 なかなかシビアなことを書いてるので辛いかも知れませんが、何か答えが見つかるかも知れません。
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Re: 二十歳までの別れ ( No.4 ) |
- 日時: 2009/02/05 05:02
- 名前: リョータ
- さおりさん
お返事ありがとうございます。
二人の気持ちが真剣なんだということを証明する方法は 本当に「2年間の別れ」しかないのでしょうか? 誰に何を言われようと、二人の形を変えないことも 意志の強さを示す方法なのではないかと思います。
お母さんが提案した「別れ」という方法で、真剣さを証明するという方法 裏を返せば、絆の脆さを露呈させられる危険性もあるのではないでしょうか。 たとえ2年の壁を乗り越えても、必ず認めてもらえるわけじゃない。 「あのとき私の言うがままに別れたんだから、その程度の関係だったってことよ」 と言われてしまうかもしれない。 2年後に認めてもらえなければ、二人にとっての2年間が全て無駄になってしまう。 認めてもらえる“かもしれない”という不確かなものに対して 2年という時間を費やす価値があるのかどうか、よく考えたほうがいいでしょう。
“認めてくれるかもしれない”という希望をちらつかせることで お母さんは自分の望みを叶えようとしているようにも感じられます。 お母さんは、彼の何が気に入らないのか さおりさんが、どれだけ彼のことを想っているのか 別れを選択する前に、まだまだ話し合う余地があると思います。
そして彼とは、それ以上の時間をかけるくらい、十分に話し合うべきです。 別れの試練を選ぶのであれば、彼の同意は必要不可欠です。 これは、さおりさんが一人で決められることではありません。 「認めてもらうために別れようね。じゃあ2年後にね!バイバイ」では 心の準備と覚悟ができていない彼には、2年は耐えられないだろうし 一方的な態度に不信感を抱いてしまいます。
今、さおりさんに必要なことは 「別れを告げる勇気」ではなくて「話し合うこと」です。 もっと、お母さんと話し合いましょう。 彼とも話し合いましょう。 その上で最善の選択だと思える道を進んでください。
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Re: 二十歳までの別れ ( No.5 ) |
- 日時: 2009/02/05 07:31
- 名前: さおり
- サギリさん、リョータさん
親身なアドバイス本当に感謝しています。 ありがとうございます。
サギリさん
彼は女の身体をもつ、私にとっては男の子です。 手術に関しては本人と何度か話し合いましたが まだ未成年ということもありそれへの意思が揺らいでいる状態です。 かなりのリスクをしょうため、大きな覚悟が必要だと思っています。
周囲との関係、自分たちの身を守りながら生きるという考え方は 思いついたことがなくとても新鮮でした。 そして母をつっぱね続けても何も変わらないということ。
正直、母とは恋愛話を普段しないような関係だったし このように真剣に話し合うことが決して多いわけではないので どうしていいのかわからないのも本音です。
教えてくださった「手紙」という本、 さっそく本屋にいって探してみたいと思います。 ありがとうございました。
リョータさん
昨日いろいろ考えて、当初は母の前で泣いたりして感情的になっていたので 別れを告げるという選択をしていましたが 落ち着いてみたら、本当にその道しか残っていないのか?と考えました。
未成年のあと2年間のうちだからこそできることだっていっぱいあるだろうし 多くの時間を私は彼と過ごしたい。
ただ母は喘息をもっていて、パートもしているため疲れもあり 体調をよく崩します。 私のことがあるから尚更そうだと思います。 今までに他の病気にもかかったことがあります。 母の身体のことも心配です。 悩みを抱え続けて、体調がどんどん悪くなっていったらどうしようって…
かといって、今のこの中途半端な気持ちじゃ、 彼に話すこともできません。
母ともう一度話し合い、自分の気持ちや、母がしている多少の誤解を しっかり話し合いたいと思います。
サギリさん、リョータさん お2人とも本当にありがとうございました。
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Re: 二十歳までの別れ ( No.6 ) |
- 日時: 2009/02/05 21:40
- 名前: サギリ
- 話し合うことは大変だと思います。
最初はまだお母さんも頭に血がのぼってて、まともな議論が出来ないかも知れない。 けれど、さおりさんはそうしないといけない。 必ずお母さんと一度は時間をしっかり設けて、話し合いをしないといけません。 必要があらば彼氏さんも交えて。
さっきも言いましたけど差別ってなくなりません。 だから、お母さんに性同一性障害への嫌悪感などがあるのだとしたら、それを拭うのは難しいことです。 どうしても人生生きているとそういうのが固定しちゃうので、差別そのものはなくせないということを前提にしてください。
さおりさんも、ちゃんと筋道を立てて、自分たちの意見を相手に伝え、相手の意見を尊重し、互いの和解の道を模索するという会話の技術を勉強してみると面白いと思います。 お母さんをねじ伏せる・突っぱねる・ただ理解してもらえないから反抗する、なんていう状態じゃ絶対に認めてもらえません。 せめてお互いが納得できる結果に、さおりさんが導いていく必要があります。 当然ですよね。彼を守れるのはあなただけですから。
最初は恥ずかしいし、衝突してカッとなってどなったりすることもあると思います。 それでも落ち付いて、何日もかけて、恥ずかしがらずに真剣に話して下さい。 今までそんなことしたことないからって避けててもどうしようもありません。
頑張ってください。 応援してます。
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