自分から振ったのに |
- 日時: 2022/12/25 01:59
- 名前: 幸
- 書き込み失礼します。20代前半です。
10月末に2年半以上交際した彼氏と別れました。私から振りました。理由は他の人を好きになったからです。 元彼は束縛の強い人でした。女友達との遊びも嫌がるくらいに。彼が仕事が休みの日は24時間通話を繋いでいたくらいです。遠距離+ネットからの恋愛で付き合ってから一ヶ月後に初めて会い、彼氏の家に1ヶ月ほどいました。その後すぐに私が精神の病気になり、実家を飛び出し彼の家に1年以上いさせてもらいました。その間仕事もせず、ただ泣いてご飯も食べられず、病院に付き添ってもらってodして迷惑をかけてばかりでした。それでもなんとか持ち直して2021年の10月に実家に戻り大学に復学しました。 そこから私は彼に隠れてコンカフェで働きました。半年ほど働き、その間も彼に会っていました。でも心苦しくて、辞めました。でも次のバイト先に選んだバーが普通のバーではなくガールズバーでした。辞めればよかったのに断れず、また彼に言えないまま働きました。夜遅い私の帰りをいつも心配してくれていました。それなのに私は、よそ見をして他の人と関係を持ちその人といたくなってしまいました。 その人と彼が違ったのは私を治そうとしないところでした。彼は私に自傷やodを辞めさせ、病気を治そうとしてくれていました。でもそれは私にとって辛かった。逃げ道を絶たれているみたいで。出会った時は彼の方が仕事もなくて病んでいたのに、同じ世界にいる人だと思っていたのに無理やりに引き上げられているみたいで苦しくてでも言えなくて、それで逃げるように別の人の手を取りました。 別れを告げた時、彼はしぬと言いました。私は死んでほしくなくて、復縁するかもみたいなことを言いました。それで今までLINEと時々の通話を続けていました。けれど数日前、彼に「連絡を直接とるのは年内で終わりにしよう」と言われました。 私は彼がしぬのではと思い尋ねると、そうではないと言われました。私のことが好きだけど、お互い進んでいくために離れるべきなのだろうと。そこまで言われて私はやっと、ずっと見ていなかった彼のTwitterを久々に見ました。私に振られた当初は病んだツイートばかりでした。でも、少しづつ変わっていた。私に言われても怖がって使っていなかったコンタクトを使いだし、私が言ってもやらなかったスキンケアをして、ダイエットを頑張って、メイクやネイルもやってみようと書いてありました。 全然知らなかった。何も知らなかった。 彼は付き合っている時、「自分のことを好きになれないから、その分愛してくれ。俺は自分に向けるはずだった愛をあなたにあげるから」と言ってました。そんな彼は今、自分を愛せるようになるために自分磨きをしていると言いました。 そして今私にどうしているのかと聞いてきました。私は彼の代わりに選んだ人を捨てて、更に別の人を選びました。そしてその人のために尽くしています。正直めちゃくちゃな方法で。 それを言うと彼は「あなたはまだ暗い世界にいるんだね、助けてあげられなくてごめん。でもあなたを光の世界に戻すために俺ができることはやった」と言いました。そして、「どういう形であっても幸せになってね」と。 幸せ、ってなんなのか。考えたくなかった。自分のことや将来のこと、幸せのこと。何一つ考えたくなかったからめちゃくちゃな方法で尽くさせてくれる人を選んだんです。忙しさで考えないようにするために。好きです、新しい人のことは。でも自分自身から目を背けるために愛しているのは事実だと分かっています。 見捨てられた、同じ世界の人じゃなかった。どうして。って色んな感情でぐちゃぐちゃになって、気付けば酒と薬を飲んで泣いていました。 彼との写真は何故か消せなくて、見返していました。どの写真の私も自然に笑ってて。ご飯の写真も沢山。今はどんな高級料理を食べても美味しくないのに、どうして彼と食べたカップ麺は美味しかったこと覚えているんだろう。何もせず隣にいた時間も、夜中にコンビニに歩いた時間も忘れられない。 幸せがなにか分からなかったけど、そんなことを考えずにすんでいた彼の隣にいた時間こそが幸せだったのだと今更気が付きました。本当に馬鹿です私は。 彼はどんな私も許してくれていました。odしてめちゃくちゃになって暴言を吐いても、浮気で振っても、それでもそばにいようとしてくれていました。それに私は気付けなかった。 彼は、自分磨きをすると褒めてくれる人がいる、人に褒められるのは嬉しい、でももう誰とも付き合うつもりはないから俺が愛した最後の女性はあなただと言っていました。私は、ずっと誰よりも彼のことを知っていたはずなのに私の知らない彼を知っている人がいました。その女性が憎いとは1ミリも思いません。ただ自分の愚かさに驕りに言葉が出ませんでした。 振ったのは私なのに、もう好きじゃないと思っていたのにいつまでも思い出に縋っているのは私でした。彼は前を向いていました。よりを戻したいのかと言われたら違います、ただあの頃に戻りたい。別れ話をした時はあんなに嫌だったのに、縋られた時は面倒だと思っていたのに、どうして今になって思い出すのは綺麗な思い出ばかりなんですか。好きだと言えば好きだと笑って返ってくる、狭い1Kで2人で身を寄せあって過ごした時間ばかり。 眩しいです、彼が。明るい世界にいる彼が。私にはもう薬と酒しかない。自分から手放したんです。新しい彼は、私がこんなふうに思っていることに何も気付いていないでしょう。 悩みじゃなくてごめんなさい。ただ吐き出したかった。クズでどうしようもなくて救われる価値も何も無い人間です。それでも救われたかった。自分からその手を払ったのに、それなのに。160.237.151.82
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