こんにちは、ありなさん。

何とも言い難いお話しですね。

ただ、お悩みを読んで思ったのは、ありなさんの気持ちの中に「結婚ありき」という
大前提が固定概念として固まり過ぎているのではないか？という疑問です。

好きな人とお付き合いをしているのだから、それなりの年齢になったら結婚をしたい、
結婚を考える、結婚を視野に入れる、というのは分かるのですが、あまりにもそのことが
前面に出過ぎていないか？と思うのです。

もちろん、誰とありなさんが結婚をしようが、それは自由ですが「結婚」はゴールではなく、
家族・家庭を築くスタートなのですよ。

となると、転職を繰り返す彼が、その相手としてふさわしいのか考えてしまいます。


誰だって給料が高い会社で、福利厚生が充実していて休みがきちんと取れて
やりがいのある仕事で残業もなく、人間関係が素晴らしい環境の会社に入りたいですよ。

でも、そんな職場・会社なんかありますかね？
転職を繰り返す人の言い分は、まとめると「今の会社では自分の能力を発揮できない」という
言い分に帰着するように思えます。

もちろん、彼が世界大学ランキングトップ５０以内に入るような大学を出ていて、
ＩＱが１２０を超える人間ならば、その言い分は分かりますし、そのような人材は
日本ではなく欧米の会社へ行くべきでしょう。

が、もし彼がごく普通の大学を出ているのであれば、単なる我儘です。
世間知らずでもいいですが。

「俺はこんな会社では～」と言う人のほとんどは、転職を繰り返し、歳とともに
条件が悪くなり、結果、会社への文句を言いまた転職し、と悪循環に陥ります。

４年間の間に２回転職しているという事は、大雑把に言えば３年もたない、という事ですよね。
入社３年にも満たない人物に、会社の重要な仕事が与えられるわけもなく、奴隷の様に
こき使われるのは当然でしょう。

ありなさんの働かれている会社はどうでしょう。
新人でも会議において積極的に起案でき、会社の業績を左右するようなプロジェクトを
立ち上げられますか？

専門家、医者や弁護士でも３年５年は素人扱いですよ。
それが当たり前でしょう。

もちろん、実際に彼にお会いしてお話を伺わなければ何とも言えないのですが、
どうも彼のようなタイプの人物で、成功をおさめた例を知りません。

成功をおさめた例としては、文句を言う前に自分で会社を設立していますからね。。。


彼に、応援の言葉をかける必要はないのではないでしょうか。
好きなようにさせてあげれば。

その結果、そういう彼でも結婚したい、とありなさんが思うかどうか、だけだと
思うのですが。