異常ではない。

女性は「好き」という言葉が泥酔するほど好きですからね。
男がそれと同じくらい好きな言葉は「ヤリタイ」「犯したい」で、
言えば会心の笑みが出るほどです。

女は子を産む機能をもつ以上、本能的には、
気に入った異性の子を残したいでしょうからね。
男は子を産む機能がない以上、本能的には、
人数か、回数をこなすしか無いですからね。

「好きかもしれない」も間違いではなかった。
好きになるかもしれなかった。

信頼感と親近感の積み重ねもした。
その二つは正常な人間関係に不可欠なものでしたね。

それでも、彼の子を産もうという本能的なものが作動しなかった。
そういうことなんですよね。

「好きかもしれないと思った。
　だから、交際を始めた。
　恋愛も人間関係の一つ、
　信頼感と親近感の積み重ねなしの、
　正常な人間関係はないので積み重ねてきた。
　あなたとは誠実に付き合ってきたという自負がある。
　それを通じて、あなたとの、最適な距離が掴めてきた。
　あなたは信頼できる方。
　御恩も感じている。
　でも申し訳ないけど、恋愛ではない。
　これは人道・社会常識抜きで、本能的なもの。
　私からの勝手な距離感で申し訳ない。
　さぞご不満だろう。
　私はあなたとは友達であり続けたいが、
　その希望は必ずしも通らないだろう。
　この責任を取って交流断絶となっても私はそれを受諾する。
　お考えを聞かせてくれるとありがたい」
本音を彼に伝えると、こんな感じになってしまうんでしょうねぇ。

私も好きじゃない(？)人と付き合ってます。

良い人なんですけどね。

一人前も似た感じだったんですけど、私の場合はですけど、好きになることってありますよ。でも、ずっと無理な時もあります。

キスするところを想像してみて、無理じゃないかなってなったら違うと私は思ってます。