そうですね、気になるのは、

『彼のご両親には私との結婚の意志を私の目の前で伝えてくれ、フリーターだったのですが今年資格をとり正社員の内定ももらい、私を養うと言っていてくれた』

ここのところです。

『友達のことで相談にのり、家に来てもよいなどと理解を示しておきながら、行動が伴わなかった』

つまり、言ったことをやらないわけですね。

ですから、結婚の意志を伝え、責任感があるのだと背伸びしたものの、実際、それが現実になる段になると、実はそこまでの覚悟がなかった、行動には移らない･･････。

というように、今回のことと同じパターンではないのかという心配ですね。

状況を整える考え方はするけれども、どちらかというと、彼自身をよく見せようという自己顕示欲であって、自身のなさの裏返しともとれるのです。

話し合いとしては、結婚前提ということを、いちおう、言葉として出しているわけですから、あなたのほうに結婚の意志があるのは彼もわかっているでしょうし、
そのことで、いわば『言ったのだからやってほしい』というように、求められるのを怖がっているような印象です。

ですから、結婚するのかとしないのかというよりは、たとえば、
『実は、友達に肩入れしたのはわけがあって･･････』と、湿っぽくならず、さらっと自分の過去を話してみる。

彼に対しても、社員になったこと、仕事のことなど、どんな気持ちで毎日を送っているのか聞いてみる。

お互いに、会話になってくるようであれば、そして、彼のほうから結婚のニュアンスの話題が出たときは、たとえば、プレッシャーを和らげてみてもいいでしょう。

『養う』などと大見得を切ったのはよいですけれど、今は共働きもあたりまえです。

『毎月の収入で、家族の暮らし、生まれてくる子供･･････ぜんぶ、自分が責任を負わなければならないのか。自分には少しの自由もなくなるのか』
というように、結婚生活を、ただ、重荷が増えてしまうだけのように、とらえてしまっているかもしれません。
もしも、同棲に関して、彼のほうに負担が大きかったりすれば、そういう気持ちに拍車がかかってしまっているかもしれません。

あなたが、一緒に自分もがんばるのだというスタンスを示してあげれば、少しは彼の気持ちも落ち着くかもしれません。

ただ、口だけの人というのは、行動して言動一致という経験を積まなければ、自分に対する自信は芽生えません。

日常の小さなことでもよいので、自分の言ったことはやり通すという面があるかどうか、そこは気をつけてみたほうがいいと思います。

さりとて、資格もとり、正社員にも採用されるのですから、本人の心技体が一致すれば、ちゃんと力を発揮できる男性だと思います。
自分の気持ちが動いて、やりたいと思って行動したことに対しては、結果を出す力を持っているということです。

ですので、それが結婚ということになると、どうにも言葉だけ、となるのであれば、『彼にとっては自信のないこと、したくないこと』なのかもしれません。

なので、彼の過去のいろいろな経験や、趣味や仕事、たくさんの面で、あらためて話を聞いてみることで、彼がどういう考え方をする人間なのかも、見えてくるものがあるのではないでしょうか。

大真面目に向き合って会議然とすることはありませんので、ご飯のあとにでも、『聞いてもらいたいことがあるんだよね』という感じで、まずはあなたのことを話して、聞いてもらってもよいと思います。

話し合うのは一回だけではないのですから、時間をかけて、何度も機会を作ってみてもいいでしょう。

関係が壊れるかもと、踏みこむのが怖いときもありますけれど、本当の絆は、ときに傷つかなければ強くはなりません。

いずれは、相手にとってキツくても、はっきり言いたいことを言う瞬間も訪れます。

さしあたり、今までよりも、もう一歩、自分の心を開いて、中にあるものを、彼に差し出してみる･･････そういう心境でいられるとよいと思います。

がんばってくださいね。

お返事ありがとうございます。
的を得たアドバイスで、驚きました。おっしゃるとおり、彼は言葉に行動が伴ってないことが多々ありました。

しかし彼のご両親には私との結婚の意志を私の目の前で伝えてくれ、フリーターだったのですが今年資格をとり正社員の内定ももらい、私を養うと言っていてくれたので、私も彼を信じていました。

友達のことをきっかけに、二人の問題が表面化 そのとおりだと思います。
友達には謝り、理解を得ました。警察や専門家などプロの手を借りつつ、私も他人としてできる範囲で彼女の力になれればと思います。
冷静で非常に大人なアドバイスをありがとうございます。私も、母親が暴力を受けていたところを見てきたので、つい感情移入してしまい踏み込みすぎていたかもしれません。

彼とは、結婚を考えるならなおのこと一度ゆっくり話をしたいと思います。

今までもこういったぶつかりがあったとき、お互い喧嘩がもともと好きではないので(誰でもそうだとは思いますが)ほとぼりが冷めるのを待ち、きちんと話し合いはしてこなかったように思えます。

なので、どのように話せばいいか また、何を話せばいいか漠然としていてわからないのですが
ろうにん様から見て、私たちはどのようなことを話し合えばいいと思いますか？
ご教授くださるとありがたいです。

こんにちは。

彼とは、しらふのときにきちんと話し合ったほうがいいです。

お互いに、今まで本音で話せていないという印象です。

彼は、正直、いろいろな面で、口では言うけれど行動が伴っていないのではありませんか。
あなたばかりが相手の家へいって、彼のほうはいっていない。
結婚に話が広がるのが、嫌なのかもしれません。

ウェットにならずに、お付き合いと、これからについて、どう考えているのか、落ちついて話し合われたほうがいいでしょう。

友達については、一緒に付き添ってあげて、警察に相談に行くことにするなど、やり方を変えたほうがいいです。

自分の手に負えることなのかどうか、ちゃんと判断したほうがいいです。そうでなければ、友達をムダに傷つけ、落胆させるだけです。

DVは犯罪ですし、精神に疾患があるなら、あなたや彼が口であれこれと説いたところで、どうなるものでもありません。

これは、友達の件がきっかけに、『あなたと彼の、今までのお付き合いで生じていたズレ』が、表面化したということだと思います。

まず、お友達の件は警察に対処してもらう。お友達のご両親にも、話を通されたほうがいいでしょう。
お友達は事が大きくなるのを嫌がるかもしれませんが、
『命に関わることだし、メールごしにいつも心配ばかりするのは、こっちも辛い。ちゃんと対処しないと、とりかえしがつかないよ』
と、少し厳しくても、はっきりと言ったほうがいいでしょう。

そうやって問題を切り離しておいて、あとは、あなたと彼が、ちゃんと話し合ってみるということですね。

くれぐれも、話し合うときは、お互いの主張ばかりをぶつけずに、『自分の気持ちを聞いてもらう』『相手の気持ちを聞かせてもらう』という姿勢で。

不安に負けて泣いたりわめいたりでは、それこそ別れてしまうだけです。

あの時ああいった、などと相手を責めるのもNGです。

いまのうちに、自分と彼がどんなお付き合いだったのかを、ちゃんと振り返っておさらいしておきましょう。

彼氏といえども他人で、彼だけの心、考えがあります。

すれ違ったときは、落ち着いてお互いの心を打ちあけて、これからどうするのかを話し合い、考えてみることが大切です。

がんばって。