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ウソつきさまへ  (悠より)
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見ているのが、ツラかった。
あの子と君が二人きりでいるとこなんて、いつものことだからそのことじゃない。
いや、それも見ていてすごくイヤで、モヤモヤするけど、その程度のことじゃない。
今日、教室の中で、みんながいる前で、うちも君と話してたとき。
君が転んで、ちょっと落ち込んで席に戻ろうしたそのとき。
あの子が、君の顔に、両手を添えた。
その行動は、ホントのカップルみたいで。
君がそのとき、どんな顔をしていたのかは見えなかった。
ねえ、どんな顔してたの?
君とあの子が、付き合っててもおかしくない。
だって、いつも二人だし。
二人きりの時だって、少なくない。
「付き合ってる」
って言っても、ああ、やっぱりなって納得しちゃうぐらい、仲が良くて。
あの子がああいう行動をしたとき、時間が止まったような気がした。
頭が真っ白になって、ただ、「どうして?」「何をしてるの?」って思った。
君は、うちのことウザイ、って思ってる。
あの子とは、天と地ぐらいの差があって、うちは、あの子みたいにはなれない。
聞きたい。
「ね、あの子と付き合ってたりする?」
君は、うるさって思うよね、きっと。
でも、知りたいから。
聞けるかな。
ウソじゃなくて、ホントのこと言ってくれるかな。
来週、待ってろよ。
ホントのこと、話してね。