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届くはずのない背中さまへ  (美蘭より)
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あと、どれくらいの時間が過ぎれば

あなたは私に、振り向いてくれるのだろう?

あなたの背中を見つめながら、心のなかでそっと呟く。

あなたは近くにいるのに、どれだけ頑張って手を伸ばしてみても

届かない。

そうしているうちに、また一歩、一歩と

あなたとの距離が離れていく。

いつもあなただけを見つめていると、ふと、あることに気がつく。

あなたの目線はいつも私以外の違う誰かを見つめてて。

それを見て、また苦しくなる。

切なくなる。

この恋はきっと...ううん。絶対に叶うわけないって思ってしまう。

でも、あなたが私のほうを見て、またあの笑顔で笑うと、

期待してしまう。

あなたが今日私に言ってくれた言葉。

それが、夜になると身体中全身を駆け巡る。

私が、「みんなの好きな方でいいよ。」と、

嫌な仕事を引き受けた時。

「やっさし。」ってあなたが言ってくれたこと。

私がクラスのみんなが手をあげてなかった問題で正解したとき、

「カッコい。」ってあなたが言ってくれたこと。

思い出す度にやっぱりあなたのことが好きなんだって...

だからあなたのこと、まだ好きでいていいですか?

大好きです♪