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遠い遠い君さまへ  (クロアットより)
IP: 126.27.133.102
今まで、周りの人間なんてどうでもよかった。
毎日が同じ風景に見えて、まったくつまらなかった。

そんな時、僕は君に出会った。
君は強がりで、なんでも自分で背負い込もうとする。
それなのに、泣き虫でカワイイところもあって
気づけば世界がまったく違って見えた。そんな君の傍に、
「特別」になりたかった。

けど、君はひとつ年上の先輩に恋してたんだ。
君は先輩の事を見るたびに嬉しそうな顔をして、顔を
真っ赤にしながら話しにいく。

好きな人が喜んでいるのに胸の奥がチクチクして熱くて
辛かった。

そして一気に冷めた。「なんだ、結局君も今までの人間と同じか」心の中でそう思った瞬間、君は嬉しそうな声で僕の名前を呼んだ。君は笑顔で僕に話しかけてきた。
この笑顔はあの先輩のおかげで見れたんだと思う。
だけど、思った。
「いつかその笑顔を僕がひとりじめしてやる」ってね