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小さな男の子さまへ  (ななより)
IP: 222.2.106.185
私は最低な君を愛していました

愛情表現が上手くできなかった
君は暴力でしか伝える事できなかったね

1人が苦手な君はいつもいつも
浮気ばかりしてたね

何度も何度も別れようと思った
君にばれないように何度も何度も泣いた

それでも君から離れられなかった
君以外考えられなかった

どれだけ暴力をふるわれても
何度浮気をされても
君への愛は変わらなかったよ

本当は全部知ってたよ
浮気されてた事
でもね、浮気される事よりも
君と離れる事の方が私は
何倍も辛かったんだ
だからずっと黙ってたんだ

私は君が浮気しないように
時間があれば君に使った
友達との時間も家族との時間も
なにもかもを君に使った

君がいてくれるならいいと思えた

でもね、精神的にも肉体的にも
限界がきちゃってたんだ

好きだけの気持ちじゃもう
やっていけなかった

いつからか君の私に対する
愛がわからなくなった
愛されていない気がした

暴力をふるわれる恐怖と
浮気をされる恐怖で
私、もう限界だったんだ

長い間考えて私は答えを出した
このまま一緒にいても
君も私も駄目になると思った

だから私は君に別れを告げた

即答で納得されると思った


でも、違った
君は泣き崩れた
私は動揺を隠せなかった

でもね、私の気持ちにもう
変わりはなかった

浮気されてた時の私の気持ち、
暴力をふるわれる恐怖を君に伝えた

君は泣き崩れながら私に
もう浮気も暴力もしないと言った

でもね、もう君の言葉を
信じる余裕がなかったんだ

私にもいけないところは
沢山あったと思う
私がしっかりしていたら
君はこんな風になっていなかった
かもしれない

でも、私にはもう自信がなかった

ごめんね。
だけど、心の底から愛してた

最低な君に言えなかった事
今ここで伝えるね

どんな形でも私の事を
愛してくれてありがとう

その愛に気付いてあげられなくて
ごめんなさい

最低な君を愛せてよかった