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輝いて生きる君さまへ (そらより) |
- IP: 126.127.55.114
- 機嫌が悪いと、舌打ちをして物にあたる君。
苦手かも、って思った。
誰に何を言われても、笑い飛ばせちゃう君。 強いな、って思った。
誰からも見えないところで、必死に努力する君。 かっこいいな、って思った。
親身になって、色んなことを教えてくれた君。 好きだな、って思った。
優しいから、どこまでも優しいから
その優しさにつけこめば、私だって隣にいられるんじゃないかって
心のどこかで、そんな風に思う底意地の悪い自分がいた。
だけど、そんなわけ無かったね。
君には、思ってる人が居たんでしょ?
いつも後姿ばっかり見てたんだから、知ってるよ。
今日、気持ち伝えたとき
「ごめんね」って、言ったよね。
それ、私のセリフだから。
君の隣に居られるような私じゃなくて、ごめんね。
優しさにつけこもうなんて思って、ごめんね。
いつも気持ち押し付けてばっかりで、ごめんね。
その後に君、「でも、ありがと」って。
それも違うよ。私のセリフ。
そう思って顔を上げたとき
初めてホントの君の顔を見た気がした。
後姿じゃない、君の顔。
困った顔だったけど、優しくて、大好きな顔だった。
だから私、泣きたくなっちゃったよ。
ありがとう、なんて言わないで欲しかった。
私のことなんか放っておいて、さっさと帰って欲しかった。
優しすぎるんだよ、君は。
嫌いだよ。
君なんて大嫌いだ。
だから、さっさといい子見つけて
付き合っちゃったりして、
幸せになっちゃえばいいじゃん。
私も同じようにいい人見つけて
付き合っちゃって、幸せになるから。
次会ったら、今日のこと話題にして、いっぱい笑おっか。
隣に大切な人連れて、さ。
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