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夏のような君さまへ  (冬のような私より)
IP: 49.96.53.157

初めて遠距離恋愛をしました。


君と初めて会ったのは
付き合って間もない夏でした。

地元から出てきて遊びに来てくれた夏。

気遣ってばかりの君、
疲れないのかと顔には出さず
心の中でいつも心配してるあたし。

けど、いつの間にか
あたしが泣く度成長するのは君でした。

だんだんと広くなる背中を見るたび、
切なくなりました。

遠距離だから、会うたびに
あなたの背中が
たよりがいのあるものになって行く事が
少し怖くなりました。

このまま君は
あたしが支えなくとも
一人で立てるようになって、
どこか遠い所にいってしまうのでは
ないかとかんがえるようになりました。

初めて心から人を好きになりました。


地元に帰って、泊まりに行ったり
遊んだりするときも、
ずっとずっと幸せの反面、
苦しさがありました。

寝顔を見ると、
また離れなきゃいけない恐怖に
涙が出ました。