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みーたんさまへ (あーたんより) |
- IP: 126.54.18.10
- 遠いなぁ。最近のみーたんは。
まあ自業自得なんやけど。 こうなるなんてこと、わかってたくせに。
そもそもこうなってほしいってそう思ってたのに。
無神経なみーたんのこと嫌いになりたくて、 わざと突き放したん、自分。
もう友達として関わるんが苦しくて、怖くて、 どうしようもなくて。
嘘。ほんまは、みーたんが手ひっぱってくれるの待ってたよ。下心。ほんまは見えてたん?
ほんまいうと、こうして離れて過ごしてると、きみと関わってたときとは嘘みたいなくらい心が安らかです。
とか、あほなんかな。
夜寝るとき誰のこと考えてますか。 朝起きるとき誰のことおもってんの。
はじめて学校でついたクーラーの風を感じたとき、 真っ先に誰かとのあの日をさまよって。 切ないなぁ。
頭ん中、みーたんのことばっかり。 今何してんのかなぁ、誰といんのかな、 みーたんの教室もクーラーついてんのかなぁ…。
そんなどうでもいいことばっかり考えて、 きみを無駄に傷付けたばかりで、 ちっとも前になんか進めへんかった。
ごめんな。 ほんまは…。
恋かっていうと、そうじゃないかもしれん。 でも、友達としてすきでいられるほど自分の心に鈍感じゃない。
あんな。すきや。めっちゃ。
恋やとか、友情やとか、そんなことどうでもいい。 ただ純粋に、単純に、きみのことがすきです。
依存という言葉より、執着という言葉のほうがピンとくる。
みーたんというばしょから離れたくない。
前に進もうと思えばいつだって進めるはず。 進めへんのは、きっと自分が進みたくないからや。ごめんな。 いつまでも、こんな気持ち悪い自分で、ごめん。 ほんまはすごくきみをすきでいたい。
モヤモヤとしたものも、きもちわるいものもなく、何のしがらみも、何の感情もなく、きみのこと好きでいれたらいいのに。
…ほんま昔から、タイミングが悪いよな。
きみと最後に遊びにいった後、自分から誘おうと思ってたよ。きみから連絡がきたら、今度はひとつ返事でかえそうって、二人きりであいたいと思ってたよ。
春休み、くるはずのないきみからの連絡をずっと待ってた。 ほんまあほやんな。くるわけないやろ。 自分からしろよ、って、できるわけないやろあほか。
あじさいの次は夏休み〜〜とかテレビでやってるの見て胸が騒いだ。 今年の夏休みは、どんな風に流れていくんか。 頭で考えられる程度のなんの変哲もない平凡な夏。 去年とはまったくのべつもの。 それでいい。それでいいんや。 それでいいはずやのに。
夏休みという言葉をきいて、胸がチクリとした。 夏休みに入る前に、自分で切った君との連絡先を知りたくてたまらなくなった。 ほんま、どうしようもないあほで。
どうせなら、最後まであほの自分でいればよかったかな。 どうせなら、青い春かもしれないものをきみで満たして大人になればよかったかな。
もう
後ろ姿しかみえへん。 あんな風に笑ってくれへん。
もう笑顔で手をふってくれることもない。 自分がのぞんだ世界が痛い。
ごめんな、ごめんな。 すきです。 ほんまは、めっちゃ。
夏休み、あそびませんか、二人きりで。 夢の中でもいいですから。
自分からはもう動けへんのが悔しい。
あほかな、ほんま、あたしって。
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