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犬さまへ  (※より)
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初めはあたしも特になんとも思ってなかったの。

早く経験したくて処女もあげた。でも後悔は全然しとらんよ。楽しかったし、いい思い出になったもん。

楽しくて楽しくて月1回のペースであなたの家に通ってた。あたしも単なる友達としてしか見てなかった。


でも、心のどこかでちゃんとデートしたいなと思ってた。


だんだん彼に対するこのモヤモヤっとした感情はなんだろうって考えて、すごく悩んで「これって好きなんや!」って分かった。

でも確実今や都合のいい女。
「家来る=ヤる」

どーせそれだけの関係。よく考えたらあんたのこと、よく知らないわ。もっと知りたいのに、その前にやること済まして、あとは寝る。

はやく距離を置いて忘れたい。あんたを忘れるために、他の好きな人候補もすでにおるねん。

でも、ちょっとボーッとしとったら考えちゃうのはあんたのこと。もうしんどい。

「あなたのことが大好きです。」

あたしのこの気持ちを受け止めてまではもう言わない。でも、聞いてほしいな。

その前にそれを言う勇気があたしにはないから、もうお前に飽きたんだよって雰囲気を出しながらあなたから離れたいと思います。

でもやっぱり「好きです」

さよなら。