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並んで花火を見たいあなたさまへ (あなたのことが大切な私より) |
- IP: 123.254.48.53
- 花火が上がっています。
何十キロも離れたところにいるあなた、
あなたは今空を見上げているでしょうか。
それとも、私が住んでいる町に来て、 私の家の近くにすんでいるあなたの友達と 花火を見上げていますか?
いまあなたの心に咲いている花火は、 いったい誰なのでしょう。 私がその人でありたいなんて望みません。
ただ、あなたとその人が 結ばれますように。そう願っています。
私は花火大会には行っていません。 家から見えますが、観ていません。
いいえ、観られないのです。 あなたと並んで見上げたいから。
花火を見るとただ、切なくなること、分かっています。 音を聞いただけでも切ないのですから。
本当は、あなたのそばに並びたかった。 あなたの心の中にいたかった。 でもそれはきっと叶わないから、 私に出来ることは一つだけです。
――あなたが、幸せでありますように。
そう願うことだけ。
でも、大好きです。 本当に大好きなんです。
誰よりも、大切なんです。
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