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後輩が好きなあんた。さまへ  (先輩が好きな私。より)
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直接言うのは照れるから
ここに書きます。

いつもいつもありがとう。

あんたがいるから頑張れるんだと思う。

部活で私が落ち込んでる時
いつもあんたが一番に手を差し伸べてくれたね。

部活行かなかったとき毎日手紙くれたね。

そのときさ、部員みんなじゃなくて
そういう人たちのために部長やろうって思った。
一人じゃないって思えた。

私はね、あんたが一番頑張ってたと思う。
なのに最後の大会の団体メンバーに
あんたが入れなくて本当に悔しかった。

一緒に頑張ったのに
先生は今まで何を見てきたんだろうって思った。

だから、決めたんだ。
私はあんたのために戦うって。
あんたのために全力出すって。
チームのために勝つのはその次だって。
私がそんな風に思ってたの知ってた?

先輩に片思いするのやめるときも
あんたは自分のことみたいに考えてくれたね。

あの時は逆切れしてごめん。
きれいごとばっか並べんなって思った。
私のことなんか何も知らないくせにって。

でも違ったね。
自分のこと知らないのは私の方で
私を知り尽くしてるのがあんただった。

私、あんたにさ
誰かに助けられるの嫌って言ったよね?

本当はね、誰かに助けられて
その人が代わりに傷つくのが恐いんだ。
だから誰かに頼りたくないの。

あんたはどう思ってるかわかんないけど
私はあんたを大事に思ってる。

あんたは私にとって大切な大切な友達です。
これからもよろしくね。