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Romeo and Juliet さまへ  (JIJIより)
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二人は、本当に仲良しで、いつもいっしょにいるよね。
痩せていて、
背が高くて、
顔もかっこよくて、
ちょっとチャラくて、
怖い人たちといつもいっしょで、
かなりの変態で、
でも優しくて、
いい人で。
二人はそっくり。

だからかな。
わたしが好きになったのは、あなたたち二人。


わたしは最初、君が好きだったよ。
体育祭で、同じチームで、君に惚れてしまった。
文化祭でも同じチームで、惚れ直したってやつなのかな。
合唱コンクールでも、君はかっこよかった。

すごくいい人で、おもしろくて。
わたしは君に恋をしていたけど君には彼女さんができてしまった。
それでも好きで、がんばってみたけど。

もう、無理だよ。
君にはたくさんかわいい娘がいるし、
実際、あの娘は君が好きなんだって。
よかったじゃん。
モテないって、言ってたくせに…
なーんてね、怒ってなんかないよ。幸せになってね。


わたしはいま、きっとキミが好き。
隣で笑ってくれるキミがね。

キミのタイプでは全然ないけど、いまはキミの隣に居られて幸せ。
だから、わたしはキミに笑顔を届けるのに必死。
今日もキミは、笑ってくれた。
わたしの隣で、たくさんたくさん。

だからね、いつかちゃんと言うんだ。
ずっとわたしの隣で笑っていてくれない?ってね。


わたしは、ヒロインじゃない。

きっとわたしは、せいぜい脇役だし、
たくさんいるヒロイン達に埋れた、馬鹿な女でしかないと思う。

それでも、わたしはあなたたちの物語に、
少しだけでも、居られてるんじゃないかな。

だから、もう少しだけ、こうして居させてね。
君をそっと見ているわたしとか、
キミといっしょに笑っているわたしとかで、居させてね。

きっと、君の大切な友だちに、
きっと、キミのヒロインになってみせるね。

君の座を奪いとって、キミのJulietになってみせるんだから。

待っててね、それまで。
まずはさ、お互い受験、がんばろっか。

キミのことが、大好きです。