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笑い虫さまへ  (泣き虫より)
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N。

いつもそういって呼ぶ私。


そう呼べば、君は「ん?」って可愛く首をかしげるんだ。

「なんでもない。」っていえば「なんだよ」って君は笑うんだ。


そんな些細なことが幸せです。


でもね。
ふと考えるの。



このまま君と付き合ってていいのかって。


そりゃ君の事大好きだよ。
別れたくないよ。



でも、考えるんだ。
君の未来を。


きっと君にはやりたいことがあるんでしょう。
決して君は将来の夢について語らないけど、でもね、言わなくても君の強い意志を感じるんだ。


伊達に君の彼女やってないんだからね。


でもね、私の目は節穴だから、やりたいことはあるんだろうなって、見えても、何をやりたいのか、どのくらい勉強しなきゃダメなのか、まったく見えない。


ほんと、何か月君の彼女やってんだよ。




君とは来年も、再来年も付き合っていたい。
でも、未来の事なんてわからない。



だから、もし、未来で、私と君とが分かれた時に、君が今私と会いすぎて勉強に身が入らなくて、勉学に励めなくて、学力が足りなくて、君のやりたいことができないなんて絶対嫌なんだ。


あぁ、あの時付き合わなかったら・・・。なんて思ってほしくないんだ。



どうすればいいんだろう。


早く、受験が終わればいいのに。



だからね。
私は君を応援するよ。


いざとなったら、自分を傷つけてでも、君の幸せを願うんだ。


覚悟はできてるの。


君が、未来で活躍できるなら、今ここで、別れることになっても、私は悔いはないでしょう。


「今」も大事だけど、大切なのは「将来」でしょう。



君が、将来、私以上に素敵な人を見つけて、幸せになってくれることを願います。



だから、別れてしまうその日が来るまで、君の隣で手をつなぎ支えて、見守っていきたいです。


君が好きです。
大好きです。


別れる覚悟はできてます。
うそをつく覚悟もできてます。



だからね、私が、つらいウソを伝えるその日まで私を守ってください。
支えてください。


そのあとは、私になりふり構わず、君の夢に向かって走ってください。


もしも、仮に、ほんとに、もしも、君のその夢についてゆけるのなら、なんて考えたら涙が出ました。


明日の事は、誰にもわかりません。

自分で作り上げるしかありません。




今日起こした行動は君を成長させるでしょう。
それは未来に送るプレゼントです。


今日達成できなかったことは君を途方に暮れさせるでしょう。
それは今日から未来に送る君への挑戦状です。



今君は、星を見ているんだろうか。

そして、ふっと笑うのかな。


星に手を伸ばして、いつか届くその日まで、君は今日から挑戦状を受けて立つんだろうな。


そして私も、同じように挑戦状を受けとって、挑み続けるでしょう。