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大好きだったキミさまへ (しぃより) |
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ごめん。
ほんっっと。 ごめんね。
大好きだった。
あたしね。 付き合ったら、
たっくさんしゃべって 手つないで いっしょに帰って デートに誘われたり キスされたりするんだと思ってた。
でも。一つもなかったね。
恋って。こんなに楽しくないものなんだ・・・
それから。
あたしなりには たくさん待った。
ずっと期待してた。
もしかしたら しゃべりかけてくれるんじゃないかって。
あたしの部活終わるの待っててくれてるんじゃないかって。
でも。
そんなこと ない・・・よね。
だからね。
せめて 手紙交換とかして 少しずつ しゃべれるようになればいいな って。
緊張しながら 1文字1文字 かわいい、丁寧な字で書こう! って すっごくがんばったんだ。
でも。 返事は返ってこなかった。
友達は 「あいつ、恥ずかしがり屋だから。 大丈夫!嫌われてるわけないじゃんっ!」 って。
一生懸命言ってくれた。
それから。
「返事は無理に返さなくていいから。 でも、くれると嬉しいな。」
って。
嫌われないように。 返事がほしいってこと、少しでも気づいてくれるように。
手紙の最後に この言葉を書くのが 当たり前になった。
ただ。 喜んでほしかった。
手紙渡すとき、笑ってくれるから。
「よかった。喜んでくれてるんだ。」 って。
そう思ってた。
結局。
1回も返してくれなかったね。
だから 嫌われたんじゃないかって、 キミの親友に
あたしのこと嫌いになったのか 聞いてもらった。
きっと 本音言ってくれるから って。 好きって言ってくれるだろう って。。。
「好きっちゃあ、好きけど。 手紙 渡してくるのが、うざい。」
・・・。 泣いちゃったよ。
じゃぁ、言ってくれればいいじゃん。
正直むかついた。
でも。 ずっと迷惑かけてたんだって。ショックだった。
でも。 いくら親友でも 人から聞いた話をうのみにしちゃったらだめだよね。
って思って もう一度手紙を書いた。
「なんで、返事返してくれないの? ずっと、期待してたんだよ。 あたしは、キミの気持ちが分かんないよ。 お願い。キミの気持ち、教えて。」
・・・それでも。
やっぱり、返してくれなかったぁ。
やっぱり、迷惑なんだね。
だから。
別れよう って言っちゃった。
ごめんなさい。
こんな、自分勝手なあたしを許してください。
今まで、ありがとう。
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