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追われ人さまへ (追い人より) |
- IP: 49.129.46.49
こんばんは。
受験勉強はかどってるかな?
・・・・なんて、君の心配してる場合じゃないよね。 君の方がしっかり者で、私なんかより全然頑張ってる。
なのに、君からの電話を待ってる私って・・・・。 なんか情けないな。
ポケットに入ってる携帯に意識が飛びすぎて痛いくらいに熱いです。 君からの連絡を待ってしまう私がいる。
受験勉強に集中して。なんて言っておきながら今更なんだよって感じだよね。
二日間会えないだけで私は君でいっぱいになります。
苦しくなります。
どうしたらいい?
私もね。 君に誇れるように何かと頑張ってるよ。 君に追いつきたくって、でも足元にも及ばなくて、悔しくて、つらくて、おいてかれちゃって・・・・。
そんな風にいじける私をお前は偉いよって褒めてくれる君は私よりも何千倍も大人です。
年も一緒で、身長も同じくらいなのに・・・。 こんなに違うの?
苦しいな。
君にすんごいおいてかれちゃいそう。
怖いな。
いつか君は後姿が見えなくなっちゃうくらい速く走って行ってしまうのかな?
私はいつだって君の背中を追い続けてる。 でも、見えなくなっちゃうその日が来たら、私は何を追って行くんだろうね。
でも、君が私の前を走ってくれるから、安心して私は進めるの。 どんな泥道だって、いばらの道だって、君が通った道なら何のためらいもなく、躊躇もなく進めるんだよ。
いつか、君に姿が見えなくなっても、君が走った足跡は消えません。 いつだって、私の目の前には君が残してくれた足跡があります。
だから、私は進めるんだよ。
マイペースだって、たとえ君に追いつけなくたって、私は道に迷うことはないでしょう。
だからね。 決めたの。
君からの電話を待ち続けるのはもうやめます。 君は今、私に勉強すべきだと言っている。
その証拠に私が電話を待ってる間にもう一問、次の一問を説いてしまっているんでしょう。
君が今勉強をするんなら、私はそのあとを追います。
いつかならんで走れるその日まで頑張れる。
・・・・もしさ、君に私が追い付いたら、君は私に微笑んでくれますか?
待ってろ!! 運動神経は私の方がすごいんだから!!!
だから、追いついて見せる。
根性とあきらめの悪さには自信があるの。
絶対にあきらめないから。
君のためなら頑張れる。
君も、そうだといいな。
おやすみなさい。
・・・・私は勉強やるけどね(笑 夢の中であえたらな〜なんてね!!
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