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HIMさまへ  (Margueriteより)
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この前、
何気なく卒業アルバムを開いてみた。
懐かしい。みんな可愛い。
そんなことを思いながら、
幼稚園、小学校、とそれを覗いて、わたしは驚いた。
君を見つけた。
可愛くて驚いたけど、
それよりも写真に写る君が笑顔ばっかりで驚いた。
今だってよく笑うけど、
普段はどこか気難しそうに顔を顰めている君。

そうか、もうあれから2年以上経っているんだね。
それは変わるのも当たり前かな。

幼稚園から一緒の君は、幼馴染、なのかな。
そうだとしたら、わたしたちには幼馴染が沢山いる。
なんだか面白くて、笑えた。

今日、君が倒れて、凄く心配したんだよ。
凄く?うん、まあまあかな笑
君の低血圧は随分前から知っていること。
まあ、一応、一応、彼女だから、ちゃんと心配したよ。
でもまた呑気な顔して戻ってきた君に、
わたしは心配して損した、って呆れ顔した。

上にも書いたけど、わたしって一応、彼女だよね?
君って一応、彼氏だよね?
いや、わかっていたけど、何にも変わらないね。
わたしはそれがいいんだけど。
君はそれでOK?
ならいいんだけどさ。

わたしって可愛くない彼女だね。
欲もなければ、
誰かに言って騒がれたいわけでもなければ、
嫉妬もちっとも出来ない。
ちょっとくらいヤキモチした方がいいのかなって思ったけど、
駄目だ、ごめん出来ない。
君のこと、ちゃんと好きな筈なんだけどなあ。
君が誰と話してたって、
仲良くしておるなふふふ、って、ふざけた事しか言えない。
嫌だなあ、って全然思えない。

でも、君のこと好きなのは本当だから、
ほかの誰かを好きになっちゃったら嫌かも、っては思うよ。
だから、出来たらまだ私の事みていて欲しいな。
って、そうやってずっと、
わたしは軽くはぐらかして、照れ隠しして、
もしかしたらもう気持ちなんて伝えられないかも。

素直って君は言ったけど、
わたし、全然素直なんかじゃないよ。
まあ、
君がそう思ってくれてるなら、こっちは好都合だからいいよ。
すごい嬉しいから。

まあ、そんな感じで、滅茶苦茶になっちゃったけど、
付き合って間もないわたしたちがいつまで持つかはわからないし、
受験とか忙しくてなんにもしてあげられないけど、
わたしは君が好きです。
君も好きでいてくれてるんだよね?
今はそれで、わたしは満足。君は、我慢して笑

今年のクリスマス、わたしは夜中まで死ぬ気でお勉強。
来年は、ただの馬鹿な友だちみたいに、街中駆け巡るような、
馬鹿な恋人でいたいな。
そんなにもつのかわからないけど。
もたせてみようね。ね?笑

ではでは、いつも通りになってしまいしたが、
今日くらいはまともに勉強してね。
せっかく頭いいんだからさ。

いってきます。