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S.B.さまへ (S.N.より) |
- IP: 88.100.21.239
- 知っていましたか。
私の生涯の夢は、愛した人と星空を見上げることだったの。 そして、人生の深い話を語りあいたいと思ってたの。
それが昨夜、思いがけず叶った。
ありがとうね、忙しくて大変な時だったのに、 それも夜遅くだったのに、時間をつくってくれて。
きのう逢えて、本当によかった。 やっと貴方の気持ちを知ることもできたから。 ねえ、貴方も同じ気持ちだったのね。 貴方は、私が悶々と悩んでたことも知らなかったでしょ。
“僕たちの愛” そう云ってくれたのね。
「貴方も私を好きなんだと思っていいの?」 そう訊けばよかったなんて後になって考えもしたけれど、 野暮もいいところよね、もう今ならわかる。
あの時は、そんなことを口にするなんて思いもしないほど、 貴方の声音も、眼差しも、腕の力も雄弁だったから。
私は、独りではなかった。
貴方も、私のようにこの関係について悩んだのね。 たくさん、たくさん考えてくれていたのね。 そして、私と同じ結論に辿りついていたのね。
なんでもっと早く気付かなかったのだろう!
これからは独りじゃない。 いつでも、どこにいても、私たちの想いは一緒に動くのね。 きのう重ねあった胸に伝わってきた心臓の鼓動のように。
ありがとう。愛しています。
貴方の魂に、永遠の幸あれ。
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