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嫌いだったはずのキミさまへ （ 可愛くない私より） |
- IP： 126.109.181.229
- 最初、嫌いでした。
高校3年生の春、クラス替え。
出会って名前を聞いたとき
かなり衝撃を受けたよ
私の後ろの席で元彼のバイト仲間で
いつも笑顔で憎かった。
後ろにプリント配るとき
必ずありがとうと言ってくるのが
とてもうざかった。
私の事情知ってるくせに知らないかのように笑いかけてくるのが嫌だった。
趣味が同じで色々自分似てると
知って、話すようになり
毎日からかい合うような仲になった。
けど私はこんなやつに趣味で負けたく
ないと思った。
夏休み前、勝負を挑んだ。
勝負は苦手なゲームにされて
ことごとく負けた。
悔しかった。
でもキミはいつものように
からかわず、見守ってくれた。
その日はゲーセンで迷ってた私を
探してくれたり、勝負では
私を応援してくれていた。
少し好きになった。
夏休み開けて
東京のお土産をもらった。
東京に行ったときもメールをくれて
正直嬉しかったのもあるかな
お菓子だけど純粋に嬉しかった。
お礼もかねてちょうど
誕生日があるらしく私はお菓子を
作ってあげた。
喜んでくれた。美味しかったって
メールもきた。
気づいたら元彼への未練は
なくなっていて
嫌いなはずのキミを好きになっていた。
なんで早く好きになれなかったのかな
卒業すればもう会えない
キミは彼女いらないって言ってたからきっと私の気持ちは届いても叶わない…
日に日に気持ちは大きくなっていく
あと、あと数十日しかないのに
うまく話せないの
大事にしなくちゃいけないのに
チャンスを潰しちゃうの
今が、この距離が楽しいから
これ以上先に進むのが怖いんだ
進んでしまったらきっと…
余計別れるのが悲しくなるから
やっと友達になれたのに
もっといっぱいおしゃべりしたいのに
もっと笑顔が見たいのに
もう少しで離れちゃうなんて
鈍感なキミはわかってないだろうなぁ…
もうすぐ球技大会。
その日でほとんど行事なしで
卒業式なんだって
精一杯応援するね
雨降らないようにてるてる坊主
作って祈ってる
好きです
叶わない恋だけどせめて
卒業まではキミの友達として
キミのその笑顔を守ります
だから
一緒に球技大会頑張ろうね！！
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