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れんさまへ  (あゆみより)
IP: 219.98.154.108
まず始めに、今まで冷たくしたりしてごめんなさい。
私が、君にだけ少し酷い態度をとってしまったのは君がモテるからだよ。
私は君に恋をしました。それは小学4年生の時。
誰からか「君が私の事を好き」という噂を聞いて、なんだか意識するようになった。
だけどそのうち君が結構モテる事をしった。
しかも私と仲がいい子ばかりにモテていたし、このままじゃ皆に仲間ハズレにされると思ったから諦めた。
だけどそれは「諦めたふり」で、本当はずっと好きで好きで。
私は毎日、君に素直になりたい気持ちと皆に仲間ハズレにされないかと言う不安と戦っていた。
そんな時、本当に君が私の事を好きなんじゃないか、と言うような事件があったの、覚えてるかな?
あの日から君は変わったよ。
その日まで授業も真面目に受けて、宿題もキチンとやって、学級委員と言う大変な仕事も文句ひとつ言わず、一生懸命やっていたよね?
とってもかっこよかったよ。
次の日からはがらりと変わった。
すぐにその原因は私だとわかったけどなにもできなくて、悔しくて、自分が憎くて。
私、最低なんです。
本当にごめんなさい。
卒業式の2日前の大掃除のあと、友達と、私に告白する作戦会議してたよね。
あんな事を言った私をまだ好きでいてくれたなんて。
でも、私はそれが怖くて、とっさに
「卒業式の日に告白するひとなんかいるのかな?」
と言ってしまった。
こう言えば君はきっと告白してこない、とわかっていたから。
ごめんなさい。
でも、好きでいることをやめられません。