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1組7さまへ (3組63より) |
- IP: 221.23.202.9
- 念願の学校が始まって、もう一週間がたつね。
やっぱり、私は君が好きでした。 どうしても君が好きでした。 今日、目の前、君が通ったとき ふわりといい匂いがした。 クラっときちゃった。 あたたかくてやさしくて甘い淡い香り。 同時にちょっぴり切なくなった。 抱き付いてもっと君の香りを近くで感じさせてほしい。 あの深緑のパーカーに後ろからぎゅってしてみたい。 あの後、ずっと去ってく君の後姿見つめてしまった。 いつもどおり、だるそうに帰ってったけど、 私はいつも以上にどきどきしてたよ。 本当はね、本当は、君に伝えてしまいたい。 この溢れんばかりの想いを。 でも、伝えてしまったあと、 私は君を諦めることはできないと思うから。 そう考えると切ないでしょ? なら、今までどおりでいい。 お互いなにも知らないままでいい。 きっと、君は私の気持ち知ってるだろうけど、 私は、君の気持ちは一つもわからないから。 私は3組、君は1組。近いのか遠いのかわからない。 ただ、好きなんです。 君の事なにも知らないけど。 心の距離は遥かに遠いだろうから、 まだ、まだ君には追いつけないね。 どんなに会いたいって言っても、 本当は「見る」に等しいから。 寂しいなぁ。寂しいけど、何もできない。 話しかけることなんて出来ないから。 でも、やっぱり好きです。 私にはそれしかないんです。 君のこと多く知ってる人は私よりも大勢いるだろうけど、 君のこと一番多く想っているのは、私だって自信あるよ。 だから、これからもそこは譲らない。 誰よりも君が好き。君のことを誰よりも好き。 いつか、いつか好きになってください。 隣のとなりの教室にいる私のことを。 なんてね。 だいすきですから。これからも。
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