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T.Mさまへ (M.Sより) |
- IP: 119.72.197.115
- 新宿の西口改札で会ったとき、ただの同級生だったはずのあなたはすっごくかっこよくなってた。
小学校6年間、同じ教室で学んで 一緒に登山したり喧嘩したり家庭科実習したり その時、わたしはまだあなたを好きだと自覚してなかった
中学の入学と同時に別々の学校になって 高校も別々で大学も別々で 小学校の卒業式から約8年後の成人式で再会したとき 大人になっていてかっこいいなぁって思ったんだ。
地元を離れて仕事をして、それからわたしは違う誰かと婚約した。 だけど、婚約者はモラハラにDVに浮気にひどかった。
婚約破棄して心も体もボロボロなときに、なぜかタイミングよくご飯に誘ってくれたね。 成人式から5年もたって連絡してくるなんてタイミングすごいなって思った。
新宿西口で再会して、それからご飯を食べながら話をしたら 趣味も考え方も仕事も似ていて、一緒にいると本当に楽しくて アルコールで少し赤くなった瞳で私を覗き込んで 楽しいね、って笑うから、わたしはもうそのとき、あぁ、と思ったんだ。
それからは本当に、不思議なくらい毎日が楽しかったよ。 婚約者の記憶に苦しむことも少なくなって、自分磨きをすることができた。
だからね、あなたに彼女ができたって聞いたとき、悲しかったけれど納得もしたんだ。 あんなに素敵な人が独り身でいるわけがないなって。
すごくさみしくなったけど、不思議とあなたを憎む気持ちはなかったんだ。 むしろ感謝している。 あなたと出会わなければ私はまだ婚約者への想いにとらわれて苦しんでいたし もっといろんな人を憎んで醜く生きていたと思う。
あなたに出会って世界はこんなにも楽しいんだって思わせてくれた。 もう頑張らなくていいって言ってくれたあなたの笑顔にすごく救われていたんだよ。
だから、最後に一緒に夢の国の海に行けてよかった。 ダブルデートだったけどね。一緒に花火も見れて、同じ空間に存在できて本当に幸せだった。 わたしのことただの同級生だと思っているのも知っていたけど、 優しくしてくれてありがとう。
あなたへの気持ちを昇華できるまで、あなたの幸せを願っています。
ありがとう。
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