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ほんとは優しい君さまへ  (臆病な私より)
IP: 180.45.111.55
私は、とても臆病なんです。
あなたをからかったらすぐに「ごめんなっ!」と言うような、謝り癖のある私ですが、恋の力と言うのはすごいですね。
恋愛体質だなんて認めたくないですし、恋や愛など笑い飛ばしたいところですが、恋をすると私は強くなるんです。
うじうじしていた気持ちがはっきりして、勇気を振り絞って、あなたにメールを送ることができるのです。

今日は、勇気を出してメールを送りましたね。
「暇ですか? ほんの少しだけで良い、時間をください」って。
あなたに会いたいって。暗に言うようだけど。
あなたは用事があったから無理だと、そう返事をくれましたね。
ドキドキしていたので、ホッとしたり残念だったり、複雑な気持ちでした。

以前、私が告白じみたことをしたせいもあってか、あなたは途端に優しくなりましたね。どう思っているのか、あなたの考えを知りたいです。

近々、あなたに会うよ。
恥ずかしさで嘘をついて誤魔化したり、綺麗な言葉で自分を守るのをやめるよ。
「付き合って、なんて言わない。私は君が好き。本気だよ。君がどこか別の国に行っても、私はこれからも、君のことを好きでいても良いかな」

君の不機嫌そうな表情も、激しい暴言も、論破する賢い言葉も、手加減なしの平手打ちも、女扱いしない意地も、努力家なところも、ひねくれた性格も、全部好きです。
言っとくけど、そこらの気まぐれな女よりも私は気まぐれですよ。そしてその分、あなたのことを大事にできるって、約束するよ。