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武士さまへ  (ゆめっぴより)
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私は、あなたのことが大好き。
その性格も、行動も、表情も、全てが大好き。

でも、あなたが見ているのは、私じゃない。

私と同じクラスの、あの子。
あの子は、可愛くて、頭がよくて、運動もできて、モデルみたいな体型で。

そしてあの子も、あなたのことが好き。
両思いなら、付き合えばいいじゃない。告白、すればいいじゃない。

何であなたは、行動に写さないの?

私は、運動駄目駄目だし、可愛くないし、言葉使いも男っぽい時たまにあるし、ニキビだっていっぱいあるし。
あの子に敵うものなんて、何もない。

そしてある時、あなたはあたしに「嫌い」と言った。

その声が、今でも耳に残っている。

辛い。苦しい。
そう思った。

だから私は、あなたがあの子のことを本当に好きだと思っているなら、私はその恋を応援する。

私は、あなたの太陽みたいな笑顔が、1番好きだから。
あなたには、幸せに、笑っていてほしいから。

そのためだったら、何でもする。
例え、命を捨てようとも。