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親切な想い人さまへ (U・Nより) |
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- あなたは、いつも笑わせてくれる魔法を持った人。
誰に笑われようとも、
私は少なくともそう思ってる。
あなたに思いを寄せて、時間はあまりたっていない。
そう、あれは委員会の時。
友達としゃべっていて、遅くなった私を、
あなたはずっと、待っていてくれた。
早く行くぞ、と言われた時、
キュンってした。
胸が熱くて、息が苦しくて。
待って。 私は想い人が2人いるのよ?
なのにあなたは胸から消えなくて。
あなたを含めた3人は、
同じ部活で、仲良しで。
廊下で3人が揃うと、
心の中で私はいつもガッツポーズする。
そんな気持ちになってからも、
あなたは知らずにしゃべりかけてくれて。
私もニヤけるのを我慢して、平然のふりして。
でも今日はごめんね?
怒って、ごめんね。
あんな些細なことで怒るなんてばかだよね。
あなたが言われてやったのは知ってる。
でも、やれって言った子が女の子で、
その子と組んでやるほど仲がいい。
その子の言うことを聞く。
私が悲しむのを知ってるくせにその子を取るんだ。
遊びの一環ってわかってても、
仲良しこよしの場面が頭から離れなくて。
あの女の子が憎い。
その気持ちはなぜかあなたに行って、
あんなこと言っちゃった。
あなたは、怒ってるからやっぱりやらないって言ったね。
それで、カッとなって、
どうせやらないならわざわざ言うな!
なんて。
その後は話してくれなくて。
顔がこわばってるのが自分でもわかるほど怒ってた。
でもそれはあなたにじゃない。
自分になの。
好きなのに、大好きなのに
なんであんなこと言えたんだろう。
嘘でもあんなこと言われたら、
傷つくにきまってる。
好きなの。
今はもう、それしか言えない。
あの出来事が頭の中でこだましてる。
ごめんね? 許せないと思うけど。
精一杯の、感情。
「愛してる」
伝えたい。今すぐにでも。
おこがましいなんて、百も承知。
でも、謝りたいよりも、愛してる。
伝えたい、教えたい。
こんなに好きなんだよって。
振り向いてくれるかな?
今はこのままでいい。
ゆっくり、行こう。
ごめんね、あなた。
ごめんね、私。
いまはそんな勇気はないんだ。
始まったばかりの恋。
どう変わるかは私次第。 いや、2人次第。
ゆっくり、行こう。
いつか、言える日が来るから・・・。
fromU・N
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