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気になる君さまへ  (クラスメートより)
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君のことを知ったのは、中2の今。
1年の時にも、すれ違ったことはあったかもしれないけど、
君という存在を意識したのは、今年になってから。
始業式の朝、間違えて私の隣に座ろうとした君。
その瞬間、君を見た時から、気になっていたよ。
程よく日焼けした肌に、爽やかな笑顔。
初めて逢った時から、君は特別だった。
そんなに仲良しでもないから、話す回数は少ない。
でも、近くに居れば、たくさん話してくれるよね。
だけど......。君には好きな女の子が居るんだよね?
やだ。信じたくない。
けど...君の口からそう聞いてしまったら信じずにはいられない。
誰?知る権利もない。でも、気になって授業中も上の空だよ。
可愛い女の子って言っていたから、私ではない。
それだけはわかる。
私は、可愛くないどころか不細工だから。
君が、中身だけで選んでくれたら良かった。
そしたらまだ、望みはあった。
君が、女子と話して、笑いあっているだけで泣きそうになる。
嫉妬が止まらない。
好きだよ。ほんとに、ぎゅーって締め付けられる感覚が離れない。
切ないって、こういうことを言うんだね。
君も、こんな想いをしているの?
その相手が私だったら、どれだけ幸せだったかな?
好きだよ。好き。ただ、好きなの。
届いてください。
私の精一杯の『好き』。