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みずきくんさまへ (恋できない人より) |
- IP: 153.177.134.38
- もう立派な大人なのにさ、占いだとかおまじないだとかしちゃってる。
恥ずかしいのなんの。まだまだ君は、お気に入りフォルダの中の一人。 好きになったら面倒くさい。 好きになったら疲れる。 好きになったらつらい。 ちょっとしたことで喜んで、ちょっとしたことで落ち込んで、そんなことしたくないんだ。 でも、恥ずかしいながらもおまじないなんかしちゃってさ、今日はどうか会えますようにお願いしながら研究室行くやんか。 運命ばかり感じるよ。
エレベーターが降りてくるやん。 直感でびびっとくるんよ。 「あ。みずきくん、乗ってる」って。 みずきくん、なんて呼んだこともないけどさ。 そしたら奇跡なのか運命なのか。エレベーター開いたら、君と目が合う。 「あー!○○ちゃん、おはよぉー」 君は人懐っこい笑顔で手を振る。 なんだよ、運命かよ。奇跡かよ。直感当たったじゃんか。 運命感じることばかりで怖い。
昨日なんてさ、情けないけど相性占いとかしようとか思って、君の誕生日知らないことに気が付いて。 FBで友達じゃないけどさ、誕生日探してみたけど載ってなくて。 そうしたら、どういうこと? 運命? 馬鹿じゃないのか。 突然今日、「俺の誕生日、明日なんだ!」とか言いやがるじゃないか。 私が知りたかった情報を教えてくれた。 しかも、明日ときたか! あぁ、なんなんだよ、君は。奇跡を信じたくなるじゃないか。
君のためならなんでもできる、なんてさ。 コンペの提案の手直しを手伝っただけなのに、抹茶オレくれるなんて…。 惚れてまうやろー!って。 君も、「惚れてまうやろー」って言ってたけど、君はなんでも冗談ばっかり、嘘ばっかり言うからね。 「俺たちの○○ちゃん」なーんて言うけど、なんとも思ってないくせにさ。
ばかやろー、好きになるだろ。 誕生日おめでとさん。立派な大人なんだからさ、せめて合コンではお持ち帰りくらい実現させろっての。お馬鹿さん。
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