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Tellaさまへ  (LALAより)
IP: 182.249.245.42
わたしは、
先輩に伝えたいことがあります。

今までありがとうございました。
先輩と過ごしたのは、
とても短い期間で、
それでもわたしは先輩の素敵なところを、
沢山見られたような気がします。

時が流れるのは早くて、
わたしがその手や髪に触れてみたいと思って、
それからもう三ヶ月以上も経ったのですね。

初めは怖い人だと思っていた先輩に、
こんにちは
と掠れた声で挨拶をすれば、
驚いたような表情で、
どうも
と頭を下げてくれた先輩が、とても格好良かったです。

先輩はちっとも怖い人ではなくて、
むしろすごく面白くて、優しい人でした。
格好良い先輩でしたが、
可愛いところもあって、
黄緑の上着に薄いピンク色のTシャツを纏った姿には、
何とも驚いてしまいました。

先輩がわたしに話しかけてくれたのは、
回数にすれば僅かなもので、それでもわたしは、
先輩と話せた
というただそれだけで幸せでした。

先輩と行った二度目の合宿は、
何だかわたしたちの学年の違いを、
見せつけられたような気分でした。
先輩は受験生で、
必死に合宿地で勉強する姿は、
わたしと先輩に、
埋められない溝があることを物語っていました。

寂しくて、
涙を流したこともありました。

わたしが先輩と同じ年だったら、
わたしはずっと先輩の隣で笑えていましたか?
わたしは貴女の特別になれていましたか?

答えは、
否だと思います。

でも、構いません。
元から叶わない恋だとは分かっています。

たとえわたしが先輩に、
好きです
と伝えたところで、
その本当の意味が先輩に伝わる筈は無いのですね。

この話は、
物語でも何でも無いから。
これは上手くいかない恋です。

それでもわたしは、
先輩を好きになって良かったです。

誰から気持ち悪いと罵られても、
構いません。
先輩がそう言われたら耐えられないから、
言うことは出来ないけれど。

たまたまわたしと、
わたしが恋をした貴女が、
同じ性別だっただけです。

だから、良いんです。

わたし、
最後の先輩たちとの合宿楽しみにしています。

先輩は、
一発合格を目指しているらしいし、
近くに大会も控えていますよね。
ずっとずっと、
先輩のことを応援しています。
これからも、
ずっと先輩はわたしの憧れで、大切な人です。

この前のダンス大会も、格好良かったです。

大好きでした。
今まで本当にありがとうございました。

もし願いが叶うなら、
次に生まれ代わった時は異性として生まれたいです。

そうしたら、
きっと貴女にまた恋をします。