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夢追う君へさまへ (弱虫よりより) |
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去年の夏、わたしはキミを駅で見かけました。 背が高くてジャージにリュックにメガネの姿。 決して魅力的とは言えないはずのキミに わたしは何故か一目惚れしました。
不思議なパワーか何かでしょうか? わたしはキミが同級生だと確信して、 友達からアドレスをGETすることに成功! メールから始まり、会って遊ぶまでの仲に 成長することができましたね。
数少ないデート。花火大会に夜の水族館。 夜景を観にドライブに行った日に わたしはキミにとうとう想いを告げました。
正直振られるなんて考えてなかった。 てっきり同じ気持ちだとばかり思ってた。
キミはわたしの話しを真剣に聞いた後に真っ直ぐ前を向いて こう言ったね?『誰にも言ってない夢があるんだ。』と。
結局キミはわたしよりも夢を選んだ。 正直悲しかった。夜枕に顔を埋めて泣いたんだよ? でも、それ以上に夢を語る横顔に惚れ直したんだ。
中途半端な気持ちだったら誰とでも付き合えるし、 どうにだってできる。 キミの人生はそんな妥協を許さずに敢えて困難に 立ち向かって行ってるよね。どんなことでも、 ホントかっこよすぎるよ。
あれから少し時が経ちました。 わたしはあなたの重荷になりたくなくて、 友達として傍にいさせてもらってます。
ホントはあの時から何ら気持ちは変わってないよ?
でもわたしの一方的な気持ちだけじゃ、恋愛はできない。 キミには夢を叶えて欲しいし 心から愛する人と幸せになって欲しい。
だからわたしは諦める道を選びます。辛いけど、ね。
その代わり後悔だけはしたくないから、 絶対絶対絶対絶対にしたくないから、 最後にキミに伝えようと思います。
この心の底からキミを大好きな気持ちを。
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