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大好きだった君へさまへ (子羊より) |
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- 急に手紙なんてかいてごめんなさい。
でも伝えきれなかった思いを ここに書くことにするね。
君を好きになったのは 確か席が近くなってから。 なんとなく君がそばにいて なんとなく君が隣にいて なんとなく君と喋っていたから これが当たり前なんだろうなって 当たり前に思ってた。
でもいつしか 君のことが好きになっていて どこにいても君を思い出すようになっていた。 普段女子とは喋らない君なのに 私とだけは仲良く喋ってくれたよね。
ロングとショートどっちが好き?って聞くと ショートって言うし。 明るい子と静かな子どっちが好き?っていうと 明るい子って言うし。 私が「夏が好きだな」っていうと 俺も夏が好きって言うし。 背が高くて綺麗な子と背が低い子どっちがいい?って聞くと 背が低い子って言うし。
まるで
私が好きって言ってくれてるみたいで嬉しかった。 きっと私のことなんて 好きじゃないと思うけど。
君のそばにいるだけで充分。って思っていたんだよ。
でも私の友達が君のことをすきになちゃって 私が君のことを好きでいるのは 許されないことなのかもって思った。
君のそばにいると友達に嫌われるのかも って思って
君のそばにいる私が悪いんだって思うようになった。
そして 席がとなりなのに なかなか喋らなくて 必要なとき以外は会話をしなくなっていたね。 あの時はごめんなさい。 君を嫌いだったわけじゃないんだよ。 むしろ
大好きだったんだよ。
2週間くらい会話をしてなかったけど 最後の最後で クラス替えの日先生の話を聞き終わって 新しいクラスの表を見に行こうとしたとき 君は一言だけ私に 「クラス、同じだといいな。」って笑顔で言ってくれたよね その後 新しいクラスの表を見て 君とは違うクラスになってしまったね。
私あの時泣いていたけど あれは仲いいともだちと離れて泣いていたんじゃなくて 君の一言が嬉しくて 泣いていたんだよ。
クラスが離れて 尚更喋らなくなちゃったけど 時々私を見て 微笑んでくれる君を見て
あぁ好きでよかったなって思う。
もうこの気持ちを君に伝えることは 一生ないけど
今までありがとう。 そして 素直になれなくてごめんなさい。
ずっとずっと 好きでした。
この思いは心にしまって 新しい恋を始めます。
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