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寂しいさまへ (A.Tより) |
- IP: 182.249.245.141
- 君がいない教室を見るのは段々慣れてきた
君が教室の中にいないことが日常になってきていた
視界に入らないことが当たり前になってきていた
寂しさを忘れていた
久しぶりに君に会った時の君の愚痴
「一緒にいたかった」
どこか寂しそうに
どこか悲しい目で
声で
表情で
私は何も言えなかった
君が私の教室にいない現実を受け入れ始めていた
それが無償に悲しくなった
私もだよ、って言えなかった
君はやっぱり1人で
どこまでも鈍感だから気付いてるか分からないけれども
私が心配した通りだった
君はまた1人になっていた
自分の本音も分からないくせに
無意識に答えを出している君
ごめんね
私最悪だね
私も君の側にいたい
たったそれだけの言葉を言えなかった
ごめんなさい
なるべく君のクラスに行くよ
1人は寂しいし孤独だしなにより怖いから
私も君の傷を知っている
一度や二度じゃないほど負ってるよ
だからごめんね、君に会いに行くから
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