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放っておけない君さまへ (恋できない人より) |
- IP: 153.177.134.38
- 旅行、楽しかったね。お疲れさま。
車中で君の隣に座れて嬉しかったよ。君は相変わらずひどい寝顔だったけどね。 私とおしゃべりしてくれてありがとう。色々と悩ましいことも聞いて、なんだかとても悩ましいけれど笑 お酒を飲んでフラフラの私を、車から守ってくれてありがとう。ぐいって肩を掴まれて、ドキッとしない女の子はいないだろうよ。 一緒に行動してくれてありがとう。君は、私にとって世話したくなるような可愛い可愛い人だよ。
先生から「こいつのお母さんみたい」って言われても、私は嬉しくないんだよ。 以心伝心だってしてないし、私は君のことをよく知らない。それに、私は君のためにも自分のためにもしっかりしないと、と思ってしていることが、いつの間にか君の世話係みたいな立ち位置になってしまっただけ。 私のことを、お母さんみたいに見ないでね。 可愛い君を、私は見守っていたいだけなんだ。
君が年上の彼氏持ちの女性と旅行行ったりデートしたりしているのは……悩ましいけど構わない。君にその気がないと分かったから。 私自身にまだ余裕があるから、「アタックしちゃえよ」って言えるんだよ。気付いて、くれないよな笑 でももしも、その女性が君に好意を抱いているのなら、私は全力で君を奪ってみせるからね。君がもしも、年上の勉強熱心なあの人を好きだと、そう言うのであれば応援するけれどさ。嫌々ながらもね。 ああ、悩ましい。嫉妬してないと言ったら嘘になるから、嫉妬してると言おう。私だけに、色んな君の気持ちを聞かせてほしいなんて、おこがましいにも程があるね。絶対にこれは君には言わない。ここだけの秘密。
君の感受性と豊かな感情と表現力に、私は惚れているよ。時々格好よくて、時々ひどく格好悪い君にも、私は心を奪われてる。 絶望しても、尊敬しても、腹立たしくても、どうしようもなくても、そんな君が丸ごと大好きだ。 あわよくば、恋人になりたいものだけれど、今はまだ、ゆっくりとゆっくりと仲良くなりたい。だって、私は君が好きなんだから。
次に会うときは、きっと格好よくイメチェンしているだろうね。 笑える髪型かな、惚れ惚れしちゃう髪型かな。後者なら、臆することなく言わせてもらうよ。 「やばい、惚れた」って。
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