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仲良しの君さまへ (恋できない人より) |
- IP: 153.177.130.141
- 私、君のことが好きみたいだ。
前から好きだった。 一度恋心が消えたことも、私にとっては一つの区切りの出来事で。 君は優しくて、馬鹿で、賢くて、どうしようもなくて、頼りがいがあって、かっこ悪くて、かっこいい。 ダメなところは可愛く見える。時々優越感感じて見下げてしまう。 けど、君は実はしっかり者で、私がダメなときはちゃんと指摘してくれる。 君は、叱り方が上手だね。嫌味じゃないの。少し子供扱いしてるみたいだけど、なんだかそれが心地良いの。叱られるだけでニヤニヤしちゃうんだ。おかしいよね。
酔っぱらってペタペタ積極的に触れてしまうのは、君だけ。 でも、私は決して軽い女じゃないからね。 君に親しみを持ってるし、恋してるし、ただただ触れたいの。 君がくすぐったいって、弱いところも知ってる。 「手を握りたい」って言うのも君だけ。握れなかったけど、腕をずっと握ってたでしょう。なけなしの、勇気でした。 酔って移動できない時に鞄を掴んだり服の裾を掴むのも、実は君だけなんだよ。気付いて、ないよね? そう考えると、私って本当に馬鹿だなぁって思う。きっと、君に、無意識に助けて欲しいって、守って欲しいって思ってるのかな。
きっと君は、私とは仲の良い友達だと思ってるかもしれない。 私も、関係さえ崩れないと言うのならそれで良い。 けれど、疑似恋愛でも良いから、君の隣にいたい。
わがまま、かな。好きなんだ。
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