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子供みたいな君さまへ  (君のことが大好きな私より)
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好きです
いつか言えたらよかったな
でも、言えないままで終わってしまった
卒業式の日思ったんだ、もう、一生会えないんだって
それから毎日泣いたよ
高校生活が始まった後もね
だから、すごく嬉しかった。あの日、思い出の一部でもあるお祭りで君と会えたこと
君は、私に対する態度は変わってしまったけど、私の大好きな君がそこにはいた
初めてあった日のこと覚えてる?
あの日君と出会わなければ、私は君に恋をすることはなかったのかな?
最初はね、遊びのつもりだったんだ。
私には大嫌いな女子の友達がいて、その子がわたしの好きだった人を横取りしたから、私はあなたをわざと振り向かせようとした
でも気づいたら、大好きになっていて、いつしか、君のことばかりを見ていたんだ
話したことも、同じクラスになったこともない、それなのに毎日目があって、バスケが同じ趣味であることを知って、すごいビックリだったし、嬉しかった
足を引っ掛けられたり、道をわざと足で通せなくしたり、でもその一つ一つでドキドキして、でも一つだけ君を見てずっと思ってたことがあるんだ
君はたまに、すごく寂しそうな顔をしていた
なんでかなって。
私が君を好きになった理由知ってる?
自分を隠そうとしないからだよ
大半の男子は女子にもてたいのかしらないけど、女子のいるとこではいつもと別人になるんだよ
そういう人が私は大嫌いで、でも君は、本当に自由に生きてるって気がした
先生に反抗して、正直な言葉が口から出ちゃうから、性格が悪いって言われてたけど、私はそんな君が大好きでした
私にとって青春は、中学校だったな
高校ではきっと好きな人なんてできないよ、だって、君以上の人なんていないもん
高校せいになったら君を諦めるつもりでいた。
あきらめたいよ、こんな気持ち、忘れてしまいたい。
でも、君がくれた思い出がなかなか忘れられなくて
出会わなければよかった
君を好きにならなければよかった
2年生の時、君が女子に告られて付き合っていたあのとき、何故だろう、あんまり羨ましいとは思わなかったんだ
君は何故か私を睨んでくるようになって、最初はね、すごいビクビクしてた。なんでだろうって
でも、その反応を見て時々君の見せる無邪気な子供みたいな笑顔が、いつも私を安心させた
教室に入るとき、何かにつまずいて転びそうになって、友達に何もないとこで転びそうになったの?!って言われて苦笑いを浮かべている私の横で声を押し殺して笑ってた君。一瞬にしてこいつかって思ったよ
そうゆう日々が日常で、一時も君から目が離せなくて、大好きだったんだって
気づいたのは、その日々が終わってしまったとき
もう遅くて、時間は戻らないとわかっていたけど戻って欲しいってどれだけ願ったか
君の運命の人に生まれてきたかったです
まだ、バスケは続けてるの?
また君のシュート姿が見たいな
そして、もう一度私のシュートすがたを見て欲しい
私がロングシュートが得意な理由、知ってる?
少し離れた君の場所からも見えるからだよ
見て欲しくて、ただそれだけで、めっちゃ練習して、どこにも当たらず決まったときのシュートの音が大好きなんだ
パサって。でも私が一番好きなのは、君のシュートのときのフォームかな
ずっと見ていたかった
帰りにさ、よく遅くまで友達と体育館前にいたこと、あったじゃん?
誰を待ってるのかなって、友達はもう全員揃ってるはずなのに
部活のときもそうだった
でも、私が帰ると同時に帰り始めて、いつも後ろにいた気がする
それは、私を待ってたんだってことに後から気づいて、嬉しかった
部活のある日、冬で、めっちゃ暗かったときに、いつものとこに君がいて、部活なんてとっくに終わってるはずなのに
朝、偶然一度だけ同じ時間に登校したときは、私が少し歩くのを遅くして、本当は君の隣に並びたかったんだけど、それよりも君の反応が見たくて、こっちには友達がいたけど、チラチラ君のことを見て、その度に目があって。朝からあんなにドキドキしたのは初めてだよ
中3になって、受験シーズンになって、卒業式になった
入学式の日には思ってもみなかった、こんなにも人を好きになるなんて
卒業式の日ね、いろんな君との思い出が走馬灯のように駆け巡ったんだ
1年の夏休み前の修了式、私の斜め後ろにいたはずのきみが、始業式には、隣にいて、背の順だったから、なんでだろって思ったけど、すぐに、前の人と交換したんだって気づいて
いつもは友達と話してめっちゃうるさいきみが、そのときはめっちゃ静かで、すごいおどろいたな
両思いなのかなって何回も思ったけど、めっちゃ女子にもててるから、近寄りがたい存在で
遠い存在で
憧れだった
でも、もう大丈夫
諦めきれるから
きっと大丈夫
今までありがとね
大好きでした