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嫌な奴さまへ (頭が割れそうより) |
- IP: 124.147.117.181
- さようなら。
私はあなたを、私の世界から消します。 あなたは私にとって、世界の全てでした。
全ての苦しみであり憎しみであり、絶望でした。 あなたはもっと大人になるべきだったのです。 あなたはまるで、できそこないの母親でした。
あなたからの愛を、独り占めにしたかった愚かな私は、あなたを憎むことでしか、愛情を表現できませんでした。
どうせなら、あなたに怒鳴られたかった。 怒鳴られた上なら、こちらも気持ちをはっきり表現できたのに。
あなたを嫌わずにはいられなかった。 あなたを嫌って嫌って嫌いぬいて、そしてあなたに愛されたかった。 無理やりにでも。 あなたの腕の中で泣いてみたかった。 あなたの目を見て、弱さをさらけ出したかった。 私があなたをどれだけ愛しているかを、伝えたかった。 私があなたに切り刻まれているのと同じ思いを、あなたにも感じてもらいたかった。 私が自分を粗末にするのを、あなたに苦しんでもらいたかった。 私を喪失する恐れを、常に感じていて欲しかった。
さよなら。
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