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HEROさまへ (memeより) |
- IP: 112.136.40.69
好きかもしれないなあと、 そんな感情を持つのはもう珍しいことじゃない。 何度も思ったから、 今回も勘違いとか、そういうことにしようと思う。 ただ、何も無しに終わりなんていうのは少し寂しい気もするから、 少しだけここに綴っていこう。
君はいつも、目立っていました。 わたしの中だけではなくて、確実に、誰の間でも。 君は注目の的だったと思います。 とにかく大きくて、 わたしだって、そんなに小さい方じゃないのに、 君の近くにいたらずっと小さいような気がしました。
わたしは、君とほとんど話をしたことがないから、 ここに書く思い出みたいなものもほとんどありません。 それでも、君のことを何と無く好きと思ったり、 付き合ったらと考えてみたりするのは、 やっぱり憧れているからでしょうか?
君が優しいのを知っています。 君が男の子らしいのも知っています。 君が眼鏡とったところも、 君がギターを弾いているのも知っています。 でも、何も知りません。 わたしと君を繋いでくれるものは、 何もありません。
もしかしたら、 あの時ちゃんと手を伸ばして、 言おうと思っていたことが言えていたなら、 何か変わっていたのかも。
わたしは、普段はちゃらけてて、 ヘラヘラしてて、 そこそこ面白い話もできるはずなのに、 君の前だとまともに話もできないよ。 挙動不審で、 キモい奴だと思われてるかな。 いや、覚えてもいないかな。 それでもいいんだ。
君のこと、 みんなはいい奴とかいうけど、 わたしはいい人で、 めちゃくちゃ格好いい人だと思っています。 でもみんなには、 そう思ってほしくないです。 君がわたしのこと好きになってくれなくても、 他の女の子が好きでも全然構わないけれど、 君が誰かの彼になってしまったら、 流石に少し、凹むかもしれないです。
伝えたいことはそのくらいです。 また、 何度でも、 たった一言のために君の名前を、 何度でも呼ぶかもしれないけれど、 その度に振り返って、 いつもみたいに、 おっす、って言ってくれたら嬉しいな。
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