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最愛の人さまへ (葉月より) |
- IP: 124.141.173.71
- 今日は寒かったね。帰り道を歩いてる時に
アンタが気遣ってくれたのが嬉しかったよ。 お礼、言えてなかったね。ありがとうね。
アンタに言わなくちゃいけないことがあるの。 口で言うのも恥ずかしいし、そんな機会もないから 手紙っていう形になったけど、素直な気持ちを 打ち明けるから、読んでくれると嬉しいかも。
私、アンタと付き合えてすごく嬉しかった。 私は我が儘で気まぐれで甘え下手。 アンタは優しくてノリも良くて一途。 私とアンタは絶対に釣り合わないって思った。 短い時間に何度も別れようって思った。 私もアンタも傷つけたくないし、傷つけられたくもない。 別れるのがお互いにとってのべストだと思った。
でも別れられなかった。アンタのことが好きだった。 アンタも私のことが好きだって言ってくれた。
私は弱くて、すぐに逃げ道を作ろうとするから。 アンタに告白しようとしたときも、振られるのが怖くて、 冗談だよ、なんて言って逃げられるようにしてた。 付き合ってからも、アンタが悩んでいることも 知ってたのに、何も言ってあげられなかった。
不器用でごめんね、不愛想でごめんね。 いつも素っ気なく振る舞っちゃうけど。 でも、本当は夜も眠れないくらいに心配で。 だから、なんかあったら私に言ってほしいの。
私のこと信じてくれてありがとう。 私も、アンタの事信じていいんだよね。 ごめんね、ありがとう。大好き。
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