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M..Tさまへ  (バカな私より)
IP: 117.55.68.27
もうすぐ君に手作りのケーキをあげてから一年がたちます。
少しでも君に近づきたくて、少しでも好きになってほしくて夜中まで作っていました。
結局、君に会えたのは約束の時間を5時間も過ぎていて。
その時からもう、分かっていました。
でもずっと君のことが大好きでした。
前向きで好奇心旺盛で成長し続ける君にあこがれて、君みたいになりたいと
いつも思っていました。
告白しようと君を誘っても、君はもう会ってくれませんでしたね。
もうダメなんだと自暴自棄になった私は、私を一番に愛してくれるひとと
結婚しました。
それから数ヶ月。君は私が結婚したことを聞いたのでしょうか。
夜中に一度だけ、君から初めての着信がありました。
でも、もう私は一人ではありません。
君からの電話には出られませんでした。君は、何を言いたかったのでしょう。
君からの電話が、何よりも嬉しかったことも、君のことがずっと好きだったことも
私は二度と伝えられないのでしょう。
最後に、会うチャンスをほしかった。ちゃんと気持ちを伝えたかった。
返事のないメールも、出てくれない電話も、君を想って泣いた日も
君からのたった一度の着信が吹っ飛ばしてくれました。
そして、そんな夢のような着信を、私はもう受けることが出来ません。
君のことがずっと大好きでした。